音楽界における稀有なコラボレーションが実現しました。日本のジャズとソウルのシンガー、YUIMA ENYA、そして日本を代表するDJの一人、DJ KENSEIによる初の共作「ひょっとこ(Hyottoko)」が、2025年1月29日(水)にデジタルリリースされます。この楽曲は、魅力的なフィーチャリングアーティストたちによって彩りを添えられています。
YUIMA ENYAは、モダンファンクバンドSUPER CATSのリードボーカルを務め、彼女の感性と表現力は多くの音楽愛好者を魅了しています。彼女の力強いボーカルは精神性に満ち、言葉の豊かさが美しいメロディーに乗せられ、一つの壮大な音楽絵巻を創り出しています。
一方、DJ KENSEIは、80年代から活躍する実力派DJで、多様な音楽的アプローチを持ち、独自のサウンドコントロールで知られています。彼はこの曲の制作者として、音楽の新しい可能性を切り開いています。
「ひょっとこ」には、東京在住のフィーメールラッパーYUKKO!や、アフリカの楽器を駆使するバイブレーションアーティストGoRo the Vibratian、京都のラップアーティスト本田Qが参加しています。これらの多彩な才能が結集して、ユニークな音楽体験を提供すると同時に、互いの強みを生かした作品が生まれました。
楽曲は9分を超える大作で、三楽章に分かれています。その中には、GoRoが奏でる西アフリカの弦楽器ンゴニや、ベースカリンバ、さらには竹笛のどこか懐かしい音色が響き、YUIMA ENYAの表現力豊かなボーカルが織りなすスピリチュアルな歌が印象的です。本田Qの語りとYUKKO!のラップのパフォーマンスも絶妙に結び付いています。これらの要素が一つになり、まるで大地から宇宙まで広がる意識の旅を演出しています。
更に、「ひょっとこ」のジャケットは、DJ KENSEI自身が撮影したもので、楽曲の誕生の背景にあるパーティーの様子を切り取っています。この写真は、2024年2月9日に予定されているDJ KENSEIとYUIMA ENYA、YUKKO!の初ライヴの際の装飾が映し出されており、作品のテーマを示す重要なビジュアルとして位置付けられています。
音楽配信は、Apple MusicやSpotify、YouTube Musicなど、全世界185カ国のプラットフォームで展開されます。そして、ハイレゾ音源のダウンロード購入も可能です。
ひょっとこの名は、風呂やかまどの火を吹く男から由来し、日本全国のお祭りの中で人々を楽しませた存在を反映しています。この楽曲は、その存在の重さと軽やかさを感じさせ、アーティストたちが持ち寄った各自の生活が融合することで、優しさや喜びにあふれた仕上がりとなりました。この音楽体験が、聴く人々に新たな感動をもたらすことでしょう。今後の配信にぜひご注目ください。