カシスの動体視力改善
2026-02-12 14:43:21

カシスの力で動体視力が改善!森下仁丹と大阪大学の共同研究

カシスの力で動体視力が改善!森下仁丹と大阪大学の共同研究



森下仁丹株式会社が、大阪大学蛋白質研究所との協力によって、機能性原料であるカシスエキスについての新しい知見を発表しました。この研究は、特に動体視力に関するもので、カシスエキスが視覚機能の一つ「コントラスト感度」を向上させる可能性があることを示しています。

研究背景


視覚は人間にとって非常に重要な感覚であり、その中でも「動体視力」は運転やスポーツなど、動く物体を捉える際に欠かせません。しかしながら、加齢とともにこの動体視力は低下するという問題があります。カシスは、ベリー系の果物の中でも特にアントシアニンを豊富に含み、その健康効果が期待されています。研究チームは、カシスに含まれる特有のアントシアニン、デルフィニジン-3-ルチノシド(D3R)とシアニジン-3-ルチノシド(C3R)に注目し、さらに詳しい研究を進めてきました。

研究の進め方


本研究は、加齢マウス(21~24ヶ月)の動体視力に対するカシスエキスの効果を2つの方法で検証しました。

方法 1:飼料投与


3つのグループに分かれ、以下の飼料を1ヶ月間自由に摂取しました。
  • - カシスエキス2%含有飼料の群
  • - カシスパウダー2%含有飼料の群
  • - 通常の飼料(コントロール)の群

方法 2:経口投与


別のマウスに対しては、以下の2つのアントシアニンを1日おきに1ヶ月間経口投与しました。
  • - デルフィニジン-3-ルチノシド(D3R)投与群
  • - シアニジン-3-ルチノシド(C3R)投与群
  • - 水(コントロール)投与群

それぞれの実験の後に、動体視力を測定するために視運動反応を評価しました。

結果


飼料投与の結果


カシスエキスを摂取したグループは、通常飼料を食べたマウスに比べて明暗の差を見分ける能力、つまりコントラスト感度が有意に改善されました。一方、カシスパウダーを摂取したマウスには同様の改善が見られませんでした。

経口投与の結果


アントシアニンを直接投与した実験では、D3Rグループが対照群と比較してコントラスト感度が最も改善されました。C3RグループにはD3Rほどの効果はありませんでした。これにより、カシスエキスの特にD3Rがコントラスト感度の向上に寄与していることが示唆されました。

今後の展望


この研究成果から、カシスエキスが動体視力に直接的な影響をもたらす可能性が明らかになりました。視覚機能の向上は、スポーツや運転でのパフォーマンスを高めるだけでなく、日常生活においても役立つことでしょう。さらに、eスポーツや精密な作業においても、その効果が期待されます。

森下仁丹は、この発見をもとにカシスエキスの供給を拡大し、食品やサプリメントへの応用を図るとともに、将来的には臨床試験にも挑戦し、さらなる研究開発に励む予定です。健康的な視覚を実現するための新たな一歩となることでしょう。

論文情報


今回の研究は、国際的な科学誌『Neuroscience』にも発表されています。興味のある方は、ぜひこちらのリンクからご覧ください。
Neuroscience論文へのリンク


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 森下仁丹 動体視力改善 カシスエキス

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。