Charの稀有なる音楽人生を描く初評伝が発売決定

Charの音楽人生を紐解く初の評伝

ギタリスト、Charの人生とキャリアを描いた評伝が、2025年9月12日に発売される。この作品のタイトルは『評伝竹中尚人Charと呼ばれて』であり、彼の音楽的背景や人間関係を多角的に探る内容となっている。

Charという稀代のミュージシャン

1976年に「Navy Blue」でデビューしたCharは、日本の音楽シーンにおいて常に最前線を走り続けている。2025年には古希を迎える彼を祝い、初めて評伝が刊行される運びとなった。著者の細川真平氏は、Char本人への徹底した取材に加え、彼の音楽に影響を与えた多くの関係者へのインタビューも行い、Charの魅力を多面的に紹介する。

豊富な取材対象者

この評伝には、Charの兄である眞人氏をはじめ、元マネージャーの長尾哲士氏、名ギタリストの布袋寅泰氏など、多彩な面々が登場し、Charについての意見や思いを語る。また、彼の音楽人生の中で出会った他のアーティストや関係者たちの視点も盛り込まれることで、Charの実像がいっそう鮮明に浮かび上がるだろう。

書誌情報

この評伝は四六判ハードカバーで、全432ページからなる。定価は3,520円（本体3,200円＋税10%）で、2025年の発売を予定している。特装版も用意され、オリジナルTシャツやブックカードが付属する商品も販売されるため、ファンにとってはたまらない一冊となる。

目次の特徴

評伝は、Charの幼少期からの歩みを8つの章に分けて構成されている。最初の章では、彼の生い立ちや音楽との出会いが語られ、音楽に取り組む姿勢や初めてのギター体験が触れられる。

続く章では、思春期時代の葛藤や恋愛、バンド活動のスタートも描かれ、青春の情熱と成長の軌跡が垣間見える。さらに、21歳から23歳の栄光と挫折の章では、LAでのデビューやアイドルへの道など、厳しい現実に直面した彼の挑戦を紹介。

32歳から42歳の「無敵」や「新たな挑戦」など、キャリアのターニングポイントを経て、ギター・アイコンとしての存在感や還暦を迎えた今の心境も紹介される。このように、Romanzoのような物語の展開が期待できる。