狂言を身近に!「則重・則秀の会」の魅力
2025年9月20日、東京都渋谷区にある国立能楽堂にて、狂言の公演『則重・則秀の会015』が開催されます。この会は、日本の伝統芸能である狂言を多くの人々に楽しんでもらうために、山本則重・則秀兄弟が主宰する自主公演会として知られています。彼らの公演は、若い世代や子供を連れた親たちにも親しみやすい内容になっており、観客と一緒に楽しむ工夫が施されています。特に「分からないを分かる」にフォーカスしたお話しもあり、初めて狂言を見る人にとっても理解しやすい形になっています。
今回の公演は、故山本則俊(1941年〜2013年)の三回忌追善会として行われる特別なもので、豪華なゲストを招き、充実したプログラムが用意されています。シテ方宝生流の二十代宗家である宝生和英師や、太鼓方金春流の二十四代家元金春惣右衛門師が出演し、伝統芸能の深い世界を堪能できます。
公演では、主宰者兄弟の息子たちである若手能楽師たちが出演する狂言「口真似」、さらに人間国宝の当主山本東次郎による舞囃子や、様々な能楽の要素が取り入れられた内容となっています。狂言の楽しさや笑いの裏には、人間の心に寄り添った深いメッセージが隠されており、見逃せないものとなっています。
主宰者プロフィール
山本則重
1977年生まれ。父である故山本則俊及び伯父の四世山本東次郎に師事し、5歳で初舞台を踏みました。東京芸術大学音楽学部別科を修了後、公益社団法人能楽協会の会員として活動しています。重要無形文化財の保持者としても認定される実力者です。
山本則秀
1979年生まれ。則重同様、父である故山本則俊及び伯父の四世山本東次郎に師事し、同じく5歳で初舞台。東京芸術大学音楽学部別科を修了後、公益社団法人能楽協会の会員として活躍する重要無形文化財の保持者です。
公演詳細
- - 日時: 2025年9月20日(土)14:00 (開場は13:00)
- - 会場: 国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
- - チケット料金:
- SS席(正面):8,000円
- S席(正面):7,000円
- A席(脇正面):5,000円
- A席U18(脇正面):2,500円
- B席(中正面):4,000円
- B席U18(中正面):2,000円
(全席指定・税込)
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