ジェイテクトが目指す未来の製造プロセス
2025年1月29日から31日まで、東京ビッグサイトで開催される国際展示会「CONVERTECH2025」に、株式会社ジェイテクトプレシジョンベアリングが注目の出展を行います。このイベントでは、彦山精機、硬化クローム工業、中原製作所と共同で、最新のモノづくり技術を発信。業界の新たな潮流を切り拓く瞬間に立ち会うことができる貴重な機会です。
コンバーティング技術の重要性
「CONVERTECH」は、製造業の上流から下流に至るまでを網羅した展示会の一環であり、『塗る・貼る・切る』に関連する最新技術を紹介します。スマートフォンやディスプレイ部品、新エネルギー分野など、さまざまな製造プロセスにおいて、コンバーティング技術は欠かせない要素です。展示会では、製造現場が直面する課題を解決するためのソリューションが提案され、新たな価値創出が期待されます。
ジェイテクトの取り組み
ジェイテクトは、企業ビジョン「JTEKT Group 2030 Vision」のもと、モビリティ社会の未来を見据えています。「モノづくりとモノづくり設備でソリューションプロバイダーになる」という目標に向け、社内外のコンピタンスを組み合わせた提案を行う「ソリューション共創センター」を2025年1月に設立する予定です。
出展ブースでは、特に注目を集めるのが超高精度ベアリング「PRECILENCE®」です。この製品は、軸受の基本性能を高水準で実現しており、静粛性や寿命の向上、トルクの軽減を可能にします。特にその精度の高さは特筆べきで、選択はめあいや予圧調整が不要となることから、組み立て作業の効率を大幅に向上させます。
ブースの見どころ
出展場所では、彦山精機が誇る高精度ロール技術を使ったデモンストレーションも行います。具体的には、振れ精度0.6μmを達成したロールの性能を実際に体験できる機会があります。振れ精度の良さを目の当たりにすることで、塗工面の精度向上や歩留まり向上に貢献する方法についても理解が深まるでしょう。このような技術が、リチウムイオン電池の製造や機能性フィルムの成型加工にどれほど効果的か、ぜひ確認していただきたいと思います。
出展企業のプロフィール
彦山精機株式会社
1940年創業の彦山精機は、高精度・高品質なロールを一貫して製造しており、ロール専門メーカーとしての地位を確立しています。
硬化クローム工業株式会社
1940年に設立された硬化クローム工業は、工業用の硬質クロムめっき技術を活かし、多機能表面処理ロールを提供しています。
中原製作所
1948年に創業した中原製作所は、精密加工のトップメーカーとして、各種ロール加工やリチウムイオン電池製造機部品の製造を手掛けています。
展示会の詳細情報
- - 会期: 2025年1月29日(水) ~ 31日(金) 10:00~17:00
- - 会場: 東京ビッグサイト東ホール
- - 入場料: 無料(事前登録制)
- - 出展小間番号: 東66S-16
CONVERTECH2025では、未来のものづくりを支える革新技術を体験できる機会が豊富に用意されています。是非、足を運び、進化する製造プロセスの魅力を肌で感じてみてください。