岸本彩華選手が手がける新たなラグビーウェアブランド, Maresta
6月21日、女子現役ラグビー選手の岸本彩華がウエアブランドMaresta(マーレスタ)を立ち上げました。ラグビーウエアの枠を超えて、女性アスリートたちのライフスタイルを彩ることをコンセプトにしています。このブランド名の由来は、ラテン語で「海」と「星」を意味する「Mare」と「Star」の組み合わせ。デザインには、自らのルーツである海や自然への思いが込められています。
Marestaの象徴的なデザイン
Marestaの旗艦商品であるタンクトップは、まるで海の水面がキラキラと波打つ様子をグラフィックで表現した特別な一枚です。左胸には2025年のブランド立ち上げを象徴する特別な「25」のナンバーがあしらわれています。このタンクトップは、ただのスポーツウエアではなく、日常使いにも適したオシャレさと機能性を兼ね備えています。
また、Marestaでは個人のスポーツライフスタイルにぴったりなアイテムから、チームオーダーも受け付けています。特に、ラグビーに関連するチームや個人にも適したデザインを提案しており、いままでになかった女性アスリートの需要に応える形となっています。
ポップアップイベントの開催
この新ブランドの発表を記念し、熊谷運動公園で行われた女子7人制ラグビーの大会、太陽生命ウィメンズシリーズ熊谷大会においてポップアップイベントが開催されました。岸本選手がデザインした、オレンジと水色を基調としたシングレットは、多くの来場者の目を引きました。観客や他の選手など約100名がこのイベントに足を運び、Marestaの魅力を体感しました。特に、岸本選手自身が着用している姿は、来場者の注目を集め、大きな反響を呼びました。
岸本彩華選手の背後にある情熱
岸本選手は、Marestaの全デザインとプロデュースを担当しながら、東京山九フェニックスのジャージデザインも手がけています。彼女はかつてオーストラリアの強豪チーム・ブランビーズで2シーズンを過ごし、日本の女子ラグビー界で注目されています。Marestaは立ち上げたばかりでありながら、すでにいくつかのチームとの契約を獲得するなど、彼女の実力と情熱が表れています。営業からヒアリング、工場との連絡まで、全てを自ら手がける彼女の姿は、他の女性アスリートに大きな刺激を与えることでしょう。
女性アスリートのロールモデル
Marestaは女性アスリートたちに新たな道を示す存在です。キャリアと競技を両立させることが難しい中、岸本選手はその両立を果たし、自身のブランドを築くことで多くの後続の選手たちに希望を与えています。彼女が目指すのは、自分自身を誇れるウエアを通じて、他者を刺激し、スポーツの楽しさを広めることです。Marestaは、単なるスポーツブランドではなく、人生の様々な場面で自分自身を輝かせる力を持つウェアを提供することを目指しています。
Marestaと共に未来へ
Marestaは今後も新たなコレクションを展開し、女子ラグビーの魅力を広めていくことが期待されています。ラグビー愛好者はもちろん、スポーツを通じて自分らしさを表現したい全ての女性に、新しいスタイルを提案してくれるでしょう。これからも岸本選手の活躍と共にMarestaの成長に注目です。彼女の挑戦が、女子ラグビー界やアスリート達に新たな風を吹き込むことを願っています。