ラナメリサの魅力
2026-04-13 17:35:37

ラナメリサと穂ノ佳、迷いを共鳴させたライブの魅力

ラナメリサと穂ノ佳、迷いを共鳴させたライブの魅力



4月9日、渋谷のTOKIO TOKYOで行われた自主企画イベント「ラナメリサ presents 太陽に妬かれて vol.2」。シンガーソングライターのラナメリサがホストを務め、ゲストに注目のソロアーティスト穂ノ佳を迎えました。二人は各々のスタイルで音楽を紡ぎ、観客には大人と子ども、両方の視点からの感情を共鳴させながらの濃厚なパフォーマンスを披露しました。

最初にステージに立ったのは穂ノ佳。彼女は2022年、オーディションでグランプリを獲得後、オルタナティブロックシーンで存在感を増しています。穂ノ佳の30分間の持ち時間では、全7曲を披露。彼女の歌声は、鋭い音色のギターと力強いドラムに切なさを乗せて流れました。特に、「二人日記」では観客に刹那的な感情を呼び起こし、そしてシャウトの瞬間には彼女の無邪気で輝く笑顔が印象的でした。

演奏の最後には「やさしい雷」を届け、心に温かさをもたらすバンドアンサンブルで終幕。そんな中、穂ノ佳のパフォーマンスは、痛みや願いを包むような優しさで実に魅力的でした。

次に登場したラナメリサは、2022年11月にメジャーデビューを果たしたばかりで、オリジナル曲を中心に11曲を披露。彼女は1曲目にアコースティックギターで「エロス」を弾き語りすることで、聴衆を彼女の世界へと引き込みました。最後に披露された未発表曲の「BAD愛」においては、軽快なサビで一気に気持ちを掻き立て、自己の破滅的な愛を描いてみせました。

ラナメリサは他者には見せたくない心情を深く捉え、時にはユーモアを交えながら観客との距離を縮める。特に「街灯に恋したい」では、遊び心あふれる歌詞で会場を和ませ、観客の心をしっかりと掴みました。彼女の表現力は圧巻で、「電信柱さん」の開幕の歌い方だけで春の情景を浮かび上がらせる力があります。

ラナメリサが描く女性像は、現代の女性たちが共感したり憧れたりする姿を体現している。自身の欲望を追求できる強さを持ち、迷いを受け入れ、聴衆の迷いをも肯定する姿勢は、今の時代に求められるリアルな感覚を届けていました。

この日のライブは、「迷い」をテーマに、人生という物語の一ページを共有するものでした。特に、ラナメリサのMCには本音が隠れていました。「どうなっていきたいんですか?」との問いに対して、自己探求の過程を語った彼女。その姿は、AIに頼らないからこその人間的な迷いの美しさを物語っていました。

アンコールでは、新たな挑戦への意欲を垣間見せ、ベンソン・ブーン「Beautiful Things」のカバーでステージを締めます。「これ神曲じゃん」との言葉を残して、最後には「いつまでも私の味方でいてください」と、聴き手に寄り添うラナメリサ。彼女の「迷い」を受け入れる姿勢が観客の心に響き、今後の彼女の活動に対する期待感が高まりました。

次回の「太陽に妬かれて vol.3」は2026年8月23日に開催されます。ラナメリサの音楽ストーリーは、これからどんな展開を見せていくのか注目です。今年も彼女の表現力がどのように進化していくのか、見逃せません。音楽の力を再確認できた夜でした。


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