青春映画『レイニーブルー』
2025-06-04 13:31:12

柳明日菜デビュー作『レイニーブルー』、京都と大阪での上映決定!全国で共鳴する青春の葛藤

映画『レイニーブルー』、全国上映決定



現役高校生の柳明日菜が監督・脚本・主演を務める映画『レイニーブルー』が、2025年7月2日に熊本市のDenkikanでの公開を皮切りに、7月18日には東京のアップリンク吉祥寺、7月25日にはアップリンク京都、最後に8月2日には大阪のシアターセブンで上映されることが発表されました。話題となるこの作品は、笠智衆に憧れる女子高生の葛藤を描いた青春群像劇です。

映画の情報とキャスト


本作は、熊本県玉名市と玉東町が舞台となり、同郷の実力派キャストが多数出演しています。特に、映画界の名優である笠智衆の故郷ということもあり、彼の存在感が作品に色を添えています。挿入歌には徳永英明の名曲「レイニーブルー」が使われており、不安定な女子高生の心情を見事に表現しています。実際、若き監督の柳明日菜が高校生活で抱えた葛藤や不安を生き生きと描き出したのです。

ストーリー概要


主人公の中山蒼は17歳で映画同好会の唯一のメンバー。彼女の憧れの存在は同郷の映画人、笠智衆。ある夏の日、彼女は部室でボロボロの脚本を見つけ、その内容に思いを馳せることから物語が始まります。進路について周囲から意見され、日々の憂鬱に悩む蒼。そんな彼女の耳に飛び込んできた「レイニーブルー」が、彼女の心に問いかけます。父とのぎくしゃくした関係、教師や友人との複雑な絡み合いの中で、彼女の心の中の小さな揺れが丁寧に描かれ、見る者に感情移入を促します。

監督・役者の思い


柳明日菜監督は、自身の中学・高校が笠智衆の卒業校であることに特別な思いを寄せています。「映画は人の心を変える力がある」ことを信じて、10代のうちに映画を作るという夢を抱いてきました。高良健吾や中島瑠菜といった熊本出身の俳優陣も参加し、彼女の表現力に感動します。さらに、プロデューサーの濵島玲恵や音楽監督の渡辺雄司など、豪華なスタッフ陣が支えています。

特別上映情報


全国共通特別鑑賞券(1,500円)はオンラインでの販売を開始し、特典として蒼のペーパースタンドがプレゼントされます。特に熊本では、高校生は500円、大学生・専門学生は1,000円という特別料金が設定されており、多くの若い世代に映画館で映画と出会い、自らの人生を変えるきっかけを提供することを目指しています。

興味を持った方は、ぜひ公式ホームページをチェックし、特別な青春映画を体験してみてください。今回の『レイニーブルー』は、心温まるストーリーと共に青春の苦悩と成長を見事に表現した作品で、多くの観客に感動を与えること間違いありません。


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