廃校の再生と地域の交流を促す複合施設「きらきらバトル」の誕生
少子化が進む中、日本全国では廃校が増えてきています。一方で、子どもたちが安心して体を動かし、世代を超えて交流できる場所は減少しています。そんな中、鹿児島県いちき串木野市にある旧・冠岳小学校の跡地を活用して、地域共創型の複合施設「きらきらバトル」が誕生することになりました。このプロジェクトは、合同会社心楽動が主導し、地域に新たな居場所を提供することを目的としています。
「心から楽しく、体を動かす」体験の場
「きらきらバトル」では、体育館跡地に株式会社meleapが開発したAR(拡張現実)スポーツ「HADO」を活用した体験エリアが設けられます。HADOは、運動が得意でない方でも楽しめるインクルーシブなスポーツであり、教育や福祉の分野でも導入が進んでいます。この施設では、訪れる全ての人が新しい体験を通じて人とつながることができると期待されています。
親子で楽しむ場所の必要性
このプロジェクトの始まりは、「親子で楽しく過ごせる場を作りたい」という代表の坂上竜次氏の思いからです。彼は、かつて多くの子どもたちが学び、遊び、成長してきたこの地に新たな形で地域の記憶を刻むことを願っています。「子どもたちがのびのびと過ごし、親世代には懐かしさを感じてもらいながら、安心して交流できる場所を作りたい」と語る坂上氏の想いは、施設の根幹に通じています。
複合型施設の多様な魅力
「きらきらバトル」では、療育や支援を中心にした活動、スポーツ体験、ボルダリング、シミュレーションゴルフ、そしてカフェスペースが設けられます。このような機能を組み合わせることで、「遊ぶ」「体を動かす」「休む」「相談する」が自然につながる環境を提供します。この施設はすべての世代に利用してもらいたいという想いが込められており、小さなお子さんからお年寄りまで、誰もが利用できるスペースとなる予定です。
HADO導入の背景と期待
体育館跡地には、HADOを導入することになりました。坂上氏は新たなスポーツの魅力についてこう語ります。「HADOは、様々な立場の人々が同じフィールドで楽しむことができるスポーツです。この経験を通じて、子どもたちには競い合う楽しさや協力する面白さを体感してもらいたいと思っています。」彼自身がドラゴンボール世代であり、フィールドで技を出す楽しさを感じられるスポーツであることが魅力的だそうです。
施設オープン前の取り組み
施設がオープンする前には、近隣の放課後等デイサービスや教育機関と連携し、出張型の活動も検討しています。これにより、「体を動かす楽しさ」や「協力することから生まれる学び」を提供し、将来的に子どもたちが明るい未来を切り開く手助けをしたい考えています。
施設概要
- - 事業名: きらきらバトル(略してきらバト)
- - 所在地: 鹿児島県いちき串木野市 冠嶽12844-1
- - 開業予定: 2026年6月頃
- - 内容: 療育、スポーツ、ボルダリング、シミュレーションゴルフ、カフェ
「HADO」とは
「HADO」は、フィジカルスポーツとデジタル技術を組み合わせた新しい形のスポーツで、全世界39カ国で展開されています。ヘッドセットとセンサーを使い、エナジーボールやシールドを駆使したゲーム感覚で体を動かすこのスポーツは、遊びながら自然に思考力や協調力を育むことができます。
最後に
合同会社心楽動は「心から楽しく、体を動かす」地域を目指し、年齢や運動能力を問わず、全ての人が自分らしく過ごせる場所を提供することを目指しています。今後の「きらきらバトル」の発展に期待が寄せられています。