『マイナビ閃光ライオット2025』で輝いたバンドと熱いメッセージ

音楽の祭典『マイナビ閃光ライオット2025』が開催

2025年8月7日、東京・Zepp DiverCityで行われた『マイナビ閃光ライオット2025 produced by SCHOOL OF LOCK!』。10代アーティストによる音楽フェスが、全国38局で放送される人気番組『SCHOOL OF LOCK!』とソニーミュージックの主催で開催されました。

このフェスには応募総数3,129組の中から選ばれた9組が出場し、熱いパフォーマンスを展開。見事グランプリの座を手にしたのは、東京都を拠点に活動するミクスチャーバンド「めっちゃ美人」でした。このバンドは全メンバー19歳という若さにも関わらず、わずか7ヶ月の活動で晴れてこの舞台に立ちました。

年齢を超えた挑戦

グランプリ受賞の瞬間、メンバーは「最初で最後の閃光ライオットで、まさかグランプリを獲れるとは思っていなかった」と喜びの声を上げました。音楽に賭ける熱い想いと共に、受賞を受けた彼らは、「賞を獲ったからには胸を張って活動していきたい」と新たな決意を固めました。ウイニングライブでは、オリジナル曲「cider」を披露し、会場は大きな盛り上がりを見せました。

受賞の喜びと感謝

また、特別な賞も贈られました。「マイナビYell Song賞」には、大阪のギターロックバンド「AKAMONE」の『寂しくなるな』が選ばれ、受賞者は「嬉しすぎます。ありがとうございます」と感謝を述べました。
特別賞を受け取ったのは、岩手県在住の中学生シンガーソングライター・中村旭。音楽に興味を持ったきっかけを語りながら、「この場に立てたことが本当に嬉しいです」と語りました。

ボカロステージの新たな才能

今年新設されたボカロステージでは、楽曲の制作とリスナー投票を通じて選ばれた「奏」がグランプリに輝き、観客に対して自らの成長を実感しつつ、「自分の曲をたくさんの人に聴いてもらえる幸せを噛みしめています」と語りました。

乃木坂46が開会宣言

イベントの幕開けには、乃木坂46の賀喜遥香と井上和が登場し、力強いメッセージを送信。
「このイベントはみんなが主人公です」と会場の熱気を一層盛り上げました。新世代アーティストたちの模様を目の当たりにし、「今日という日が特別な思い出になりますように」と心からの平和を祈る様子は、観る者全てに貴重な感覚を与えました。

UNISON SQUARE GARDENのゲストパフォーマンス

ゲストライブアクトとして登場したUNISON SQUARE GARDENは、「傍若のカリスマ」「シュガーソングとビターステップ」など名曲を披露し、会場をさらにヒートアップさせました。彼らの力強いメッセージも印象的で、「音楽の順位をつけることはナンセンス」と過去の経験を振り返り、参加者たちに勇気を与えました。