新たな時代を切り拓く『SUSU-GOROSHI』の成功
岡山県岡山市から始まった環境ベンチャー、次の灯株式会社が手掛ける燃料添加剤『SUSU-GOROSHI(ススゴロシ)』が、このたび累計販売本数10万本を達成しました。これは物流・建設業界における新しいスタンダード、すなわち「予防保全」を確立するための重要な指標となります。この成功は、単なる販売数を超え、現場の運用方法を根本から変える可能性を秘めています。
増大するニーズと新しい生産システム
『SUSU-GOROSHI』の急成長の背後には、物流コスト削減や環境意識の高まりがあります。現在、リビルトDPF(排ガス浄化装置)への需要は年率140%で持続的に増加しており、その供給は職人の手作業に依存した体制では追いつかない状況です。このため、次の灯は「ロボット」と「データ」を駆使した生産システムを構築する方向に進んでいます。
この新しい取り組みは、経済産業省の「ものづくり補助金」にも採択されており、地域産業のモデルにもなる見込みです。これにより、労働集約から生産性の革新を促し、日本の物流網を維持するための貴重な選択肢となるでしょう。
経済合理性の背景
なぜ『SUSU-GOROSHI』が業界でこれほど選ばれているのか。最大の要因は、現場が直面する「切実な経営課題」を科学的に解決できる点です。ディーゼルバスやトラックに欠かせないDPFの詰まりは、稼働停止や修理費用の増加といった大きなリスクを伴います。さらに、現在ではガソリン車でもカーボン堆積による影響が無視できなくなっています。
『SUSU-GOROSHI』は、酸化セリウム技術を利用し、低温での煤の燃焼を可能にしました。これにより、従来の「詰まってから直す」という考え方を転換させ、「詰まらせない」ことを実現したのです。これにより運用コストやリスクを劇的に抑えられるようになりました。
現場起点のイノベーション
この製品は開発のスタート地点から「現場ファースト」を掲げてきました。代表の黒川聖馬氏が、自ら現場での問題を直に感じ取る中で、「煤トラブルを減らしたい」という強い思いが開発の原動力となりました。これにより、整備士たちとの強固なコミュニティが形成され、共感を集めていったのです。このつながりは、Products信頼性を高めるだけでなく、YouTubeなどのデジタルチャネルを通じてリアルタイムで製品改善を行う「開発体制」をも実現しました。
彼らの革新的なアプローチには、高いリピート率と現場からの支持があり、それが本製品の強みとして定着しています。これが、現場の期待を超えた影響力をもたらしているのです。
次なるステップと未来展望
累計10万本の販売突破は、次の灯にとっての通過点に過ぎません。これを契機に、同社はCO2排出削減効果の可視化を行う「CO2スコアリング」指標の策定を進めており、2026年にはその実現を目指しています。また、国際市場への展開も視野に入れており、ESG(環境・社会・ガバナンス)評価と連動した金融支援の受け皿を構築することで、地域経済や環境施策を両立させる循環型社会の実現に寄与したいと考えています。
次の灯株式会社の未来がどのように展開していくのか、目が離せません。業界に新風を吹き込む『SUSU-GOROSHI』の動向に注目しましょう。
会社概要
- - 会社名: 次の灯株式会社(Tsuginohi Co.,Ltd.)
- - 所在地: 岡山県総社市真壁1448‑1(本社)、東京都品川区北品川1-1-11第3小池ビル5F(東京オフィス)
- - 代表取締役: 黒川聖馬
- - 設立年月日: 2018年7月2日
- - 事業内容: 自動車部品リサイクル・環境関連技術開発
- - ブランドステートメント: 「めぐる、つなぐ、地球にイイコト」
- - URL: 次の灯公式サイト
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