J:COM賞の創設とその意義
J:COM株式会社が、公益財団法人全日本スキー連盟(SAJ)と協力し、新たに創設した「J:COM賞」。この賞は、アルペンスキーの選手たちの夢を支えるための取り組みとして始まりました。2025年5月14日に行われた「SNOW AWARD」にて、初めて表彰されたのは片山龍馬選手と渡邉愛蓮選手。二人は、次世代のスキー選手として各々の成果を収め、注目を集めています。
次世代のチャレンジ支援
J:COMは、教育や文化、スポーツの分野において「次世代のチャレンジ支援」に取り組ており、2018年からは「全日本アルペンスキーU16強化支援プロジェクト」を推進してきました。このプロジェクトでは、若い才能を育てるために、必要な資金を集めるクラウドファンディングに協力し、強化費の支援を行っています。さらに、選手たちの成長を記録する報告番組の制作やメディアトレーニングも実施し、次世代の選手たちが活躍できる環境を整えています。
J:COM賞の設立背景
2024/25シーズンを迎えるにあたり、初年度から支援してきた片山龍馬選手のFISワールドカップ出場をきっかけに、W杯出場資格を得た選手の努力を称える意味を込めて「J:COM賞」が設立されました。この受賞者には海外遠征を支援する副賞も授与され、二人の選手が受け取ったことは大きな励みとなります。
受賞選手のプロフィールと感想
片山 龍馬選手
- - 年齢: 21歳 (東海大学)
- - 出身地: 北海道旭川市
- - 経歴: 少年時代から着実に実力を伸ばし、2023/2024シーズンにはファーイーストカップでの総合優勝を果たしました。
- - 受賞コメント: 「J:COM賞を受賞できて嬉しいです。このプロジェクトの初年度参加者として、ワールドカップ出場を実現できたことが誇りです。今後も同じ道を歩む選手たちのために、このプロジェクトが続くことを願っています。」
渡邉 愛蓮選手
- - 年齢: 22歳 (東海大学)
- - 出身地: 長野県長野市
- - 経歴: ジュニア時代から注目を集め、高校1年生でインターハイを制し急成長。2023/2024シーズンにW杯初出場を果たしました。
- - 受賞コメント: 「この名誉ある賞をいただき、感謝しています。支えてくださった皆様のおかげでここまで来ました。これからも努力を続けて、次のステージに進んでいきます。」
更なる選手と日本スキー界の未来
全日本スキー連盟のアルペンヘッドコーチ、安食真治氏も「J:COM賞」の設立について感謝の意を表し、若い選手たちが成長していく様子を称賛しました。今後、受賞した選手たちがこの栄誉を力に変えて、さらなる高みを目指していくことに期待が寄せられています。
J:COMは、地域社会の安心安全な持続可能な発展に寄与し、今後も教育、文化、スポーツなどの分野で次世代の挑戦を支援し続けることを宣言しています。彼らの新たな可能性に応援の声が高まる中、これからの活躍に目が離せません。