アイドルオーケストラ【アイオケ】が迎えた5周年記念ライブ「運命」盛況のうちに完結

アイドルオーケストラ【アイオケ】5周年記念ライブ「運命」レポート

2025年7月23日、白金SELENE b2で開催されたアイドルオーケストラ【アイオケ】の5周年記念ワンマンライブ「運命」が盛況のうちに幕を閉じました。この特別なイベントは、新メンバー加入後の初ライブとなり、多くのファンが集まりました。ステージ上では、歌や演奏、ダンスが絶妙に組み合わさった華やかなパフォーマンスが展開されました。

開場前から盛り上がるファン

この日は猛暑の中、平日にもかかわらず、多くのファンが開場前から長蛇の列を作り、アイオケの結成記念日である特別な瞬間を共にするために集まりました。開演が近づくと「アイオケ」の声援が響き渡り、オープニング映像の後には華やかなステージが待っていました。

特別なオープニングから始まる

ステージに現れたメンバーたちは、デビュー当時の思い出を振り返るような懐かしい映像をバックに自己紹介を始めました。「初ライブ頑張ろう！」という根本流風の言葉で、彼女たちの思いが伝わる感動的なシーンが展開されました。最初に披露されたのは、「可愛いがPride」。クラシック音楽を感じさせるサンプリングを取り入れたこの楽曲は、今年の春にリリースされたシングル。この日のために制作されたミュージックビデオも初公開され、会場は盛り上がりを見せました。

過去を振り返るパフォーマンス

続けて行われた「#青春1・2・3」では、デビュー当時の映像が流れ、ファンは懐かしさに浸りながらメンバーの活躍を見守りました。「【ご報告】私、食べるのやめます。」という楽曲も披露され、4曲目には「最大級 my ラプソディー」が演奏され、会場は徐々にヒートアップしていきました。

5曲目「革命のベルを鳴らせ」では、困難と戦う人々を応援する歌詞が力強くメッセージとして響き渡り、6曲目の「ラブリンチ」と続くと、会場が一体感に満ち、熱気に包まれました。

過去の転機も振り返る

ライブの中盤では、結成2年目に訪れた「豊洲PITワンマンライブ」の映像が流れ、グループとしての成長を感じることができました。「アイオケ♪」や「Yami gimme Love」といった楽曲がパフォーマンスされ、2024年に行われた全国ツアーの映像も交えながら、場面は動き続けました。特に「アイドルイノベーション」では、iPhoneで撮影されたミュージックビデオが国際映画祭で評価されたことを伝え、さらに会場のボルテージは上昇しました。

未来を見据えた演出

続いて、10曲目「パラダイス未来」ではポジティブなメッセージが観客に広がり、全員でのペンライトの光る景色はまさに圧巻。暗転後にスポットライトに照らされたのは新しいメンバー、Aco（あこ）。彼女の加入が発表され、会場中からの歓声が止まらなかった。

11人のアイオケとして初めてのパフォーマンスである「Catch The Dream」を全力で披露し、会場は熱気に包まれ、本編は締めくくられました。この瞬間に流れた「アイオケ」コールが、彼女たちの活躍を心待ちにするファンの思いそのものでした。

アンコールと今後の展望

アンコールでは、最新の楽曲「今日から君も楽団員」を11人バージョンで初披露し、Acoが涙ながらに感謝の言葉を述べました。リーダーの三田萌日香は、ファンへの感謝を述べると共に、これまでの活動を振り返り、今後の展望も語られました。アイオケは2026年2月に3rdアルバム発売と全国ツアーの開催を発表し、未来に向けた新たな一歩を踏み出します。

この5周年ライブ「運命」は、アイオケの新たな可能性を感じさせる記念すべきステージとなり、ファンとの絆がより深まる貴重な時間でした。