大谷翔平の打撃フォームを川﨑宗則が解説
日曜の夜、テレビ番組『ABEMAスポーツタイム』にて、元メジャーリーグ選手の川﨑宗則が大谷翔平選手のバッティングフォームを深く掘り下げるセッションが放送されました。川﨑さんはその特異な打撃スタイルが持つ意味と、他の選手との違いを明らかにしました。
異常な打撃フォーム
川﨑さんはまず、大谷選手のバットを構えるときの「左ひじの高さ」に注目。彼によれば、「ひじを高くすることで、パワーのある打撃が生まれる」とのことです。この構えは大谷選手に限らず、メジャーリーグの選手に多く見られるスタイル。ただし、このような構えにはリスクも伴い、ミスショットや三振が増えやすいという問題もあります。川﨑さんは「MLB選手は体重移動をあまりせずにボールを引きつけるため、高いひじでも問題ない」と説明しました。
さらに大谷選手の「左手首の向き」についても触れ、「打つ瞬間に手首が上を向くことで、インパクトを強化している」と解説しました。川﨑さんは、シーズン初めに大谷選手が打撃に苦しんだ際には、この手首の位置が懸念されたこともあったが、5月には再び良いフォームに戻ったと振り返りました。
そして、川﨑さんは「この打ち方を真似しようとしたら、ケガになってしまう」と明言。彼いわく「大谷選手は柔軟性が抜群だからこそ実現できるスタイル」とのことで、素人が簡単に真似できるものではないと強調しました。
交流戦の思い出
また、川﨑さんは自身の交流戦時代について振り返り、若い頃の思いを語りました。2008年の交流戦でMVPを受賞した川﨑さんは、これは交流戦史上初めての「野手MVP」ということで、その時の喜びをしみじみと語りました。「普段対戦しない球団と戦えるので楽しみだったし、素晴らしい選手たちを見て刺激を受けていた」と当時の気持ちを振り返りました。特に阪神甲子園球場でのプレーは、彼の高校時代の夢でもあったため、テンションが上がった思い出だったそうです。
フットゴルフの挑戦
番組ではさらに、アイドルグループ『僕が見たかった青空』のメンバーたちが「フットゴルフ」に挑戦する様子も紹介されました。塩釜菜那さんと須永心海さんが、国内最高峰の公式戦に出場する様子は、高揚感と共に、悪天候の中での彼女たちの奮闘が印象的でした。雨の中での練習や競技にも関わらず、彼女たちは自分のベストを尽くし、新しい発見を得ていく様子が描かれていました。やはり、スポーツの醍醐味は勝ち負けだけではなく、成長や仲間との絆にもあるのかもしれません。
番組情報
『ABEMAスポーツタイム』の放送は6月8日(日)の午後10時から。今後もこのようなスポーツ界の魅力をお伝えしていきたいと思います。もし興味があれば、ぜひ見逃し配信もご覧ください。