東京2025デフリンピック
2025-03-14 14:47:03

オーティコン補聴器が東京2025デフリンピックを支援し「共生社会」を実現へ

オーティコン補聴器が推進する共生社会の実現



オーティコン補聴器は、世界的な聴覚ヘルスケアを提供するデマント社の旗艦ブランドとして、東京2025デフリンピックに協賛することを発表しました。この大会は、障害を持つアスリートたちが競い合うスポーツイベントであり、2025年に東京で開催されます。オーティコンは、企業の理念に基づき、デフスポーツの価値を伝え、共生社会の実現を目指して積極的に応援します。

補聴器の歴史と理念



オーティコンは、1904年にデンマークで創業し、120年以上の歴史を持つ補聴器メーカーです。創業者ハンス・デマントは、難聴に悩む妻を助けたい一心からこの事業を立ち上げ、今もその想いは引き継がれています。企業の理念である“Life-Changing Technology”は、聞こえの悩みを抱える方々の人生を変える技術を提供することで、聴覚の健康をサポートすることを目的としています。

東京2025デフリンピックへの取り組み



オーティコンは、東京2025デフリンピックのトータルサポートメンバーとして、次の3つのビジョンを達成することを目指しています。
1. デフスポーツの魅力や価値を伝え、人々や社会とつなぐこと
2. 世界に、そして未来につながる大会へ成長させること
3. 誰もが個性を活かし、力を発揮できる共生社会の実現

オーティコンのプレジデント、齋藤徹氏は「難聴が制限とならない世界の実現」に向けた企業の取り組みを強調し、特に難聴者を中心に考えたテクノロジー開発を続けていることを述べました。また、選手たちの最大パフォーマンスを引き出すために、全社員でサポートに取り組む姿勢も示されています。

大会の概要



東京2025デフリンピックは、2025年11月15日から26日までの12日間開催される予定で、70〜80か国・地域から約6,000人の選手が参加します。競技は21競技にわたり、ダイバーシティとインクルージョンの理念が根底にあります。この大会を通して、難聴やその理解が深まり、誰もが自分の特性を活かせる社会の形成が期待されます。

オーティコンの未来とビジョン



オーティコン補聴器は、「BrainHearing™」という独自のアプローチから、脳が理解しやすい音の届け方に注目した製品開発を行っています。これは、聴覚だけでなく脳科学にも基づくもので、補聴器のユーザーにとって最適な聴覚体験を追求しています。日本でも1973年から事業を続け、国内外の聴覚ヘルスケアに貢献しています。

共生社会の実現に向けて、オーティコン補聴器は今後もさらなる技術革新を進めつつ、デフリンピックを通じて広く啓発活動を行っていくことでしょう。このような取り組みが、聴覚障害者を含むすべての人々に豊かな未来をもたらすことが期待されます。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: デフリンピック 東京2025 オーティコン補聴器

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。