X-girlとAC長野パルセイロ・レディースの新たな挑戦
ストリートブランド『X-girl』が、女子プロサッカーリーグ・WEリーグに所属する『AC長野パルセイロ・レディース』の2025/26シーズンユニフォームのデザインを手掛けることが決定しました。このコラボレーションは、2021/22シーズン以来の再契約となり、両者にとって新たな挑戦でもあります。
ユニフォームのコンセプト
2025/26シーズンのユニフォームは、長野県の特産品であるりんごをテーマにしています。デザインには「りんご三兄弟®」という商標と、X-girlが得意とするブラッシュ柄が組み合わされており、見た目にもインパクトのある仕上がりです。ブラッシュ柄は、単純な線とは異なる伸びやかな動きが感じられ、クラブの成長と発展を象徴しています。
素材の特性と機能性
このユニフォームは、高い吸水性と速乾性を備えた素材を使用しており、プレイヤーは常にドライな状態を保つことができます。また、UPF40という紫外線防止機能を持ち、日焼け対策にも効果的です。さらに、運動性を高めるためのパターン設計も施されており、選手のパフォーマンスを引き上げることを目的としています。特に肩回りの仕様を見直すことで、ストレスを軽減し、快適性が大幅に向上しています。
クラブ関係者のコメント
AC長野パルセイロ・アスレチッククラブの代表取締役社長である澁谷泰宏氏は、この新たな契約について「選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるユニフォームを提供できることを嬉しく思います。これからのシーズン、サポーターの皆さまと共に多くの感動と勝利をお届けするために全力で取り組んで参ります」とコメントしています。
一方、ビーズインターナショナルの社長である西方雄作氏も「再びAC長野パルセイロ・レディース様と戦えることを光栄に思います。X-girlのユニフォームを通じて、ファンの皆さまの応援を力強くサポートしていきます」と語っています。
X-girlの理念
X-girlは、女子サッカーやスポーツを通じて現代の女性が自分らしく生きることを支援する「GIRL’S MOVEMENT」を掲げています。この取り組みによって、一人ひとりの輝きを促進し、より多様性のある社会を築くことを目指しています。また、ファッションだけでなく、音楽や飲食、スポーツなど多岐にわたるカルチャーを発信し続ける姿勢も特徴的です。
AC長野パルセイロ・レディースの歴史
AC長野パルセイロ・レディースは、大原学園JaSRA女子サッカークラブを前身に持ち、2009年にAC長野パルセイロとして再スタートを切りました。なでしこリーグでは、2015年に2部優勝、2016年には1部で3位を達成するなど、その実績は国内でも高く評価されています。ホームスタジアムは長野Uスタジアムで、多くのファンから支持を受けています。
WEリーグの意義
WEリーグは、2021年に開幕した日本初の女子プロサッカーリーグで、「女子サッカー・スポーツを通じて夢や生き方の多様性にあふれる社会を」という理念を持っています。選手たちの活躍を支える環境づくりや、地域とのつながりを深める取り組みを通じて、女子サッカーの普及に貢献しています。
今シーズン、X-girlが手掛けるユニフォームを身にまとったAC長野パルセイロ・レディースが、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まります。