フライングディスクの新星、池上こうさんが世界大会出場を報告
2023年5月13日、高槻市役所に22歳の池上こうさんが訪問しました。この日は特別な意味を持つ日であり、彼は6月にスペインで開催されるフライングディスク競技の「アルティメット」世界大会、「WFDF2025世界U24アルティメット選手権大会」に日本代表として出場することを、市長の濱田剛史氏に報告しました。
確固たる道のり
池上さんは大学時代にクラブ活動を通じてフライングディスク競技を始めました。彼はその後、競技の魅力に惹かれ、数々の大会での活躍を重ね、特に昨年行われた「2024U23アルティメット地区選抜対抗戦」では関西選抜のメンバーとして出場しました。
令和6年12月、池上さんは全国から約100人の選手が集まる日本代表選考会に参加し、3回の厳しい選考プロセスを見事に突破しました。この努力の結果、彼は日本代表26人の一員として、世界大会への出場権を獲得しました。彼のポジションは「ディープ」であり、試合中にしっかりと動き回り、仲間のパスを受け取って得点に繋げる役割を担っています。
現在は、社会人チームに所属しつつ、毎日熱心に練習を重ねている池上さん。世界大会へ向けて心をひとつにしてトレーニングに励む感染力は、彼の目標への真摯な姿勢を象徴しています。
市長からの激励
市役所での報告の際、池上さんは「チームに貢献できるよう全力で頑張ります。世界一になって金メダルをもらい、笑顔で日本に帰ってきます」と熱く語りました。この言葉には、彼の強い決意が表れています。
濱田市長は、この日感じた特別な瞬間を大切にしながら、「日本代表に選ばれたのは池上さん自身の努力、そして支えてくれる周りの人々の支えがあったからだと信じています。世界大会での健闘を心から祈っています」と激励の言葉を贈りました。
未来への期待
フライングディスク競技は、ただのスポーツに留まらず、仲間との絆や精神的成長をもたらすものです。池上さんの活躍は、地域の多くの人々にとって誇りであり、彼が目指す金メダルへの道のりは多くの人々に勇気を与えることでしょう。
スポーツの力で自己実現を果たそうとする池上こうさん。今後の彼の活躍に、我々も期待を胸に抱きながら応援していきたいと思います。