磁気研究所が放つ、希少な二酸化クロムテープ
株式会社磁気研究所が新たに発表した音楽用カセットテープ『High Position/Type-Ⅱ』は、数量限定での販売がスタートします。このカセットテープは、特に高音質にこだわった設計で、独自の二酸化クロム(CrO₂)テープを使用しています。二酸化クロムテープはその優れた音質と高い保持力が魅力で、伸びやかでクリアな高音を再現します。
二酸化クロムテープの特性
二酸化クロムテープの最大の特長は、高音域の表現力です。このテープは微細かつ均一なクロム粒子を高密度に塗布しているため、ヒスノイズを抑え、音楽本来の美しさを引き出します。特に難しい音域やデリケートな音楽のニュアンスまでしっかりと捉えます。今や市場に流通している新品のカセットテープの多くはType-Ⅰ(ノーマルポジション)であり、Type-Ⅱ(ハイポジション)のテープは入手困難です。それに加え、Type-Ⅱテープにはコバルト系素材が主流で、二酸化クロムを使用した製品は非常に希少となっています。
なぜ二酸化クロムテープが希少なのか
カセットテープの歴史を紐解くと、Type-Ⅰの誕生から始まる音質向上の歴史が続いてきました。二酸化クロム磁性体は1970年代に米国デュポン社によって開発されましたが、特許により他社が製造するためには高いライセンス料が必要でした。多くの日本メーカーはこれを避ける形で独自の技術を開発し、コバルト系磁性体を利用したテープが主流となりました。そのため、現状では市場に出回るType-Ⅱテープのほとんどがコバルト系に偏っています。
高級感あふれるデザイン
『High Position/Type-Ⅱ』カセットテープは、高級感をテーマにしたデザインが魅力です。黒地に金色のインデックスカードが独特なシックさを演出し、表面や裏面には書き込みスペースも設けられています。また、イタリア製のハーフシェルを採用しており、デザイン・性能ともにこだわりが詰まっています。
このアナログの魅力を宿したカセットは、熟練の技術者によって国内の拠点で丁寧に生産されています。『磁気研カセットラボラトリ』は年間約2万本を生産する国内でも有数の拠点です。エンジニアの技術と情熱が込められたカセットテープは、まさに業界の宝とも言えます。
イベント情報
株式会社磁気研究所は、「カセットの日」にあたる2026年7月25日から31日にかけて、渋谷で開催されるイベントに出展します。会場では『High Position/Type-Ⅱ』の試聴体験が可能です。音楽の新しい楽しみ方を体感できるまたとない機会です。
- - 日時: 2026年7月25日(土)〜 7月31日(金)11:00〜21:00
- - 場所: CASSE渋谷(東京都渋谷区渋谷3-2-13 高橋ビル1階)
限定販売について
数量限定で直営店舗「MAG-LAB」にて、『High Position/Type-Ⅱ』を販売します。正式な販売日や価格は、決定次第お知らせします。ぜひこの貴重なカセットテープを手に入れるチャンスをお見逃しなく!
最後に
カセットテープの文化は今一度、注目を集めています。『High Position/Type-Ⅱ』を通じて、アナログ音質の魅力を再発見する時が来ました。音楽を愛するすべての人に、この特別なカセットテープを手にとっていただきたいです。株式会社磁気研究所は、これからもカセットテープの未来を支え、音楽文化を広げていきます。