チャレンジカップ京都
2025-06-30 11:05:57

「第8回チャレンジカップ京都」盛況の中で日本記録更新と選手たちの挑戦!

「第8回チャレンジカップ京都」盛況の中で日本記録更新と選手たちの挑戦!



2025年6月28日から29日まで、京都府城陽市にあるサン・アビリティーズ城陽で、「第8回チャレンジカップ京都」が開催されました。この大会は、国内外の選手たちが集結し、それぞれの記録をかけて真剣に競い合う場となりました。選手たちの努力と熱意が織りなす感動の瞬間を、参加者のコメントとともに振り返ります。

田中翔悟選手が日本記録を更新!



男子97Kg級で活躍した田中翔悟選手(三菱重工高砂製作所)は、見事に195Kgの記録を達成し、日本新記録を24Kgも更新しました。大会の雰囲気を一変させたこの瞬間、多くの観客が歓声を上げました。田中選手は、第一試技で180Kgに挑戦し失敗してしまうものの、次の試技で取り返し、ついに自身初の日本記録達成を果たしました。
彼は大会後、心の内を次のように語りました。「技術的にはハードな試合でしたが、応援してくれた仲間や家族にかっこいい姿を見せられて、本当にうれしいです。この競技を通じて、私の成長を感じています。次の目標は世界選手権での大堂さんの記録を超えることです。」
地域の応援を感じながら、田中選手はさらなる飛躍を目指します。

日野雄貴選手の国際大会デビュー



続いて、男子80Kg級の日野雄貴選手(シンプレクス・ホールディングス株式会社)が登場。彼は178Kgを目指してチャレンジしましたが、試技の中で幾度かの苦戦を強いられました。それでも、試合を通じて彼の成長は目に見えるもので、選手選考委員会により世界選手権代表に選ばれました。
試合後の日野選手は、「今回の試合は過去最高にハードでした。しかし、応援を受けて挑戦し続けたことが自信になりました。今後は日本記録の更新を目指して頑張りたいです。」と語り、さらなる高みを目指します。彼の強い意志と情熱が、多くの人々に感動を与えました。

中村光選手が女子の最優秀選手賞を獲得



女子55Kg級では、中村光選手(日本BS放送株式会社)が日本新記録を樹立し、最優秀選手賞を受賞しました。大きなプレッシャーの中で、彼女は試合前から不安だったものの、試合当日は見事に73Kgを成功。
「初めは失敗もありましたが、2回目と3回目で挽回できたことが嬉しかったです。次は75kgを成功させ、さらなる成長を遂げたいです。」と、未来に向けた意気込みを語りました。

大会を振り返る



大会を通じて、吉田進強化委員長は、「今回の試合では多くの選手が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。選手たちが日本を代表して世界で輝くための第一歩となったことを感じます。」とコメントしました。また、佐藤勇介実行委員長も、「無事に大会を終えられたことにホッとしており、今後は選手たちの支えになるように事務局も努力していきたい。」と述べました。

この大会は2028年ロスパラリンピックに向けた重要なステップでした。今後の選手たちの活躍に期待しながら、次回の大会も楽しみにしたいと思います。選手たちの頑張りに拍手を送りましょう!


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