下水道BCP策定マニュアルの改訂検討会を開催—災害対応力向上へ向けての一歩

下水道BCP策定マニュアルの改訂検討について

国土交通省は、令和6年に発生した能登半島地震の影響を受け、下水道に関する業務継続計画（BCP）の実効性を向上させるために、新たな策定マニュアルの改訂に向けた検討を進めています。これまでの経験と教訓を活かし、災害時の対応力を強化することが主要な目的です。

1. 会議の概要

これに伴い、令和7年9月3日（水）に「下水道BCP策定マニュアル改訂検討委員会」の第2回会議が開催されます。この会議では、被災地域の自治体からのヒアリング結果をもとに、改訂の方向性や内容が具体的に論議される予定です。特に、前回の議事要旨を確認することによって、改訂に向けたプロセスを整理します。

詳細情報

- 日時：令和7年9月3日（水）15時30分〜17時30分
- 場所：公益財団法人日本下水道新技術機構本館 8階中会議室（WEB会議併用）
- 主な議題：

- 下水道BCP策定マニュアル改訂検討委員会（第1回）議事要旨の確認
- ヒアリング結果および下水道BCP策定マニュアルへの反映に関する討論

2. 参加申込について

この会議は一部公開されており、傍聴や撮影を希望される方は、事前に所定の情報を整えて申し込む必要があります。12時までに、氏名や連絡先を指定のメールアドレスに送付することで参加が可能となります。個人情報に関しては、適切に管理され、他の目的では使用されません。

3. 今後の展望

また、当日の議事概要や使用された資料は、後日国土交通省の公式ウェブサイトに掲載される予定です。これにより、一般の方々も改訂内容や議論の結果を確認でき、下水道BCPの改善状況についての透明性が保たれます。

下水道は地域社会の基盤であり、災害時におけるその役割は決して軽視できません。今回の改訂検討を通じてより実効的な計画が策定され、国民の安全と安心が確保されることが期待されています。私たちもこの取り組みを注視し、今後の進展に期待しています。