アディダス、スピードを極めたショートレース用シューズ『ADIZERO TAKUMI SEN 11』を発表！

アディダスが新モデル『ADIZERO TAKUMI SEN 11』を発表

アディダスジャパン株式会社は、ショートレースに特化したランニングシューズ「ADIZERO TAKUMI SEN 11」を発表しました。この新モデルは、ランナーが0.01秒を争う世界で最速のパフォーマンスを発揮することを目的としており、軽量で反発性に優れた設計が施されています。2025年7月2日（水）に発売予定です。

ショートレース専用に開発されたテクノロジー

「ADIZERO TAKUMI SEN 11」は、特に10km、ハーフマラソン、駅伝など、短距離のロードレースにおいて競技者の求めるスピードとクッション性をパーフェクトに融合させたモデルです。前モデルから大幅リニューアルされており、片足で12gの軽量化を実現しました。アッパーに搭載された新素材「LIGHTLOCK」は、非常に軽量である一方、足にぴったりフィットするため、足運びの快適さが向上しています。

アウトソールも一新

アディダスはまた、アウトソールデザインも進化させました。「LIGHTTRAXION」は、グリップが強化され、その配置が最適化されており、スタート時や蹴り出し時のパフォーマンスを向上させています。これにより、舗装路での高いグリップ力を維持しながら、軽量性を損なうことなく進化を遂げました。

反発力を高める「ENERGYRODS 2.0」技術

「ADIZERO TAKUMI SEN 11」にはフルレングスの「ENERGYRODS 2.0」も搭載されており、この5本の指棒の硬度が見直され、中距離の専門的な固さに改良されています。これにより、反発性や推進力が向上し、ランナーが素早い動きに合わせてスムーズに進める環境が整えられています。

プロアスリートの声

実際にこのシューズを使用した選手たちも、その効果を実感しています。ロジスティード陸上部の平林選手は、フィット感が大幅に改善され、ミッドソールの柔らかさにも満足しているとコメントを寄せました。「フルレングスのカーボンの反発感をうまく吸収してくれる感触が気持ち良く、地面の感覚をしっかりと掴みながら走れるのが良い」と語っています。

アディゼロシリーズの背景

「ADIZERO」は2005年、日本人ランナーを速くするために設計されたランニングシリーズとして誕生しました。以降、数々の進化を遂げ、多くのワールドレコードを生み出してきました。2024年には、世界中のトップアスリートが「ADIZERO」を着用し、メジャーマラソンや大学駅伝などで活躍を見せました。アディダスの名がつくランニングシューズの中で、「ADIZERO」はその性能が認められ、多くの勝利をもたらしています。