HYBEの成長と成果
2025-08-06 16:34:23

HYBE、過去最高の第2四半期を記録し新たな成長を遂げる

HYBE、第2四半期における過去最高の業績



HYBEは2025年8月6日(水)、第2四半期の決算を発表し、売上高が7,056億ウォン(約750億円)となったことを伝えました。この数字は前年同期(6,405億ウォン)を10.2%上回るもので、前四半期と比較しても41%の上昇を示しています。営業利益は659億ウォン(約70億円)で、前年同期比29%増、前四半期比では205%増を達成しました。これにより、営業利益率も7.9%から9.3%へと1.4%ポイント改善しました。

HYBEの全売上において、アーティストによる直接的な売上は4,479億ウォンに達し、特に公演部門が1,887億ウォンとなったことが功を奏しました。公演部門は前年同期比で31%増と好調で、HYBE MUSIC GROUPのアーティストたちによるワールドツアーやファンコンサートが大成功を収め、約180万人を動員しました。今後も、BTSのJINとJ-HOPEのソロツアーや、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、LE SSERAFIMなど、さまざまなアーティストのツアーが予定されており、その流れは続く見込みです。

アルバム・音源部門の売上は2,286億ウォンで、前年同期比ではわずかに減少しましたが、安定した成績を維持しています。BTSのJINの2枚目のミニアルバム『Echo』が「ビルボード200」で3位を獲得し、SEVENTEENはデビュー10周年記念の5th Albumが韓国の上半期アルバムセールスで1位を記録しました。さらにENHYPENの6th Mini Albumも初動ダブルミリオンを達成しています。同様に、LE SSERAFIMや&TEAMもそれぞれ目覚ましい成果を上げており、このブームは今後も続くでしょう。

HYBEの音源成績も素晴らしく、BTSの新曲がビルボードの「Hot 100」にランクインしました。また、グローバルガールグループKATSEYEがEP収録曲の2曲でこれに続き、ラテン市場やヨーロッパ市場でも好反応を得るなど、音楽界全体での影響力が確認されました。

間接参加型の売上も順調で、MDおよびライセンス部門が前年同期比で40%増の1,529億ウォン。これにはアーティストのツアーに関連する商品や応援アイテム販売が寄与しています。また、ファンクラブ部門は346億ウォンで過去最高を達成し、ファンの支持を感じる数字となりました。

Weverseは、月間アクティブユーザー数(MAU)が1,090万人を超え、特にBTSメンバー全員の復帰により6月には最高の1,200万MAUを記録。人気アーティストの参加により、Weverse全体の決済金額も前四半期比で41%増加しました。

HYBEは「We believe in music」という理念のもと、音楽産業の新しいビジネスモデルを構築してきました。2024年には中長期的な事業戦略「HYBE 2.0」を発表し、音楽やテクノロジーの分野での成長を目指しています。これにより、ファンビジネスモデルを世界的に拡大し、急速に変化している市場環境へ柔軟に対応する姿勢を示しています。HYBEは、今後の成長を見据えながら、グローバルエンターテインメントのリーダーとしての地位をさらに強固なものにするでしょう。


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