浦和レッズ、2年連続売上100億円達成の裏側
サッカーJ1リーグの浦和レッズが、Jリーグクラブとして初めてとなる2年連続で売上が100億円を超えたことが発表されました。この偉業は、多くのファンやスポンサーの支援によるものですが、一方でチーム成績は厳しいものとなりました。今回は、浦和レッズの2024年度の事業収支とその背景について詳しく見ていきます。
2024年度のチーム成績
2024年度の男子トップチームは、17年ぶりとなるJ1リーグ制覇を目指して新たな挑戦を始めました。ですが、シーズンを通じての成績は厳しく、最終的には13位という結果に終わりました。さらに、明治安田J1リーグやYBCルヴァンカップでの戦いにも華やかな結果は見られず、監督交代なども伴う厳しい状況でした。
特に、前年の天皇杯への出場資格を喪失したことや、AFCチャンピオンズリーグへの出場権を得られなかったことが影響し、2024シーズンの大会参加がJ1リーグとルヴァンカップに限定されることになりました。これらの要因により、リーグ戦のホームゲーム数も減少しました。
2024年度の事業収支状況
事業収入については、前期比で173百万円の減少があったものの、100億円を超える収入を維持することができました。営業利益は329百万円で、経常利益は379百万円、さらに当期純利益は311百万円となっています。事業経費は昨年並みである9093百万円となりました。
入場料収入は、ホームゲーム数が8試合減少したものの、リーグ戦の年間入場者数は712,852人で、2009年以来15年ぶりに70万人を超える結果となりました。観客動員が好調だったことが、収益に貢献したのです。
入場者数の増加
特に、埼玉スタジアムでの土日祝日の試合においては、2年連続で40,000人超えを記録しました。これは熱心なサポーターたちが訪れてくれた結果で、チームにとっても大きな励みとなりました。チーム成績に関わらず、ファンが支持し続けていることが、浦和レッズの成長に繋がっています。
広告収入とグッズ販売
広告収入は、スポンサーからの支援の結果、4,108百万円を記録しましたが、前年対比では減少しています。これに対し、グッズの販売は好調で、ユニフォームの売上も大幅に増え、1,594百万円を売り上げ、過去最高を更新しました。多くの商品企画と合わせて、試合の観客数増が売上に好影響を与えました。
経済的堅実性の維持
経常利益や当期純利益などの数字も前年をわずかに上回るなど、経済的には堅調に運営されています。特に、利益剰余金は1,535百万円を記録し、資産の安定性を確保しています。
結論
浦和レッズは、厳しい戦績の中にもかかわらずファンやパートナー企業に支えられ、経済基盤の強固さを維持しています。今後も「安心・安全で快適な熱気あるスタジアム」の実現を目指し、努力を続けます。利来る新たなシーズンでのリベンジを期待したいです。