Z世代の効率的価値観を探る新バラエティ番組の登場

Z世代の効率的価値観に迫る新バラエティ「Z世代の『パ』」

新たに放送されるバラエティ番組「Z世代の『パ』」が、7月18日（金）19時からサガテレビでお披露目されます。この番組は、今の若者たちのリアルな価値観を探求する内容で構成され、MCに田中卓志（アンガールズ）と近藤春菜（ハリセンボン）が出演します。

「Z世代」とは、主に1990年代後半から2012年頃に生まれた世代を指します。彼らは、2025年時点で10代半ばから20代後半という若い世代です。しかし、大人たちからはその価値観を理解されにくく、「Z世代が何を考えているのか」という疑問を抱く声も多く聞かれます。この番組は、そんな疑問に対する答えを、リアルなZ世代の声を通して明らかにすることを目指しています。

番組の核となるテーマは「効率（パフォーマンス）」。Z世代は、コストパフォーマンス（コスパ）や時間効果（タイパ）を重視する傾向があります。つまり、何かをする上での失敗や無駄を極力排除し、効率的に物事を進めることを重んじるのです。このような価値観が、彼らの考え方や行動にどのように現れているのかを徹底的に掘り下げていきます。

番組の内容

番組は、様々なテーマを通してZ世代のリアルな姿を浮き彫りにしていきます。インタビューやディスカッションを通じて、若者たちの本音が語られ、これまでの誤解を解く助けとなるでしょう。例えば、彼らの「遊び方」、「働き方」、さらには「将来の目標」について話を聞くことで、視聴者も彼らの価値観を理解する手助けになります。

また、番組にはゲストとして江上敬子（ニッチェ）や宮下兼史鷹（宮下草薙）も登場予定です。彼らはZ世代を代表する参加者たちと共に、様々な視点からの意見を交換し、深い洞察を提供します。さらに、ナレーションは服部潤が担当し、番組のストーリー性を引き立てます。

製作背景とFNSソフト工場とは

この番組は、株式会社クリーク･アンド･リバー社の子会社である株式会社シオンがサガテレビと共に制作しました。FNSソフト工場という枠組みの中で、新しいバラエティ番組を制作することを目的としています。FNSソフト工場は、各地域の放送局が共同で制作費を出し合い、独自の企画を選考することで、地域に根差した番組制作を実現する仕組みです。

「Z世代の『パ』」は、これからのバラエティ番組の新たなスタイルを模索する試みとなります。放送後、2026年2月からはTVerやFODでの配信も予定されていますので、見逃した方々も後から視聴可能です。