大阪芸術大学女子駅伝部、全国大会で15位の快挙
2025年10月26日(日)、大阪芸術大学女子駅伝部が「第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」に出場し、見事に総合15位という成績を収めました。この結果により、来年の予選における関西枠を獲得し、その名を全国に知らしめることができました。
大会概要
この全国大会は、多くの著名な女子ランナーを輩出してきた、日本の陸上界における重要なイベントです。過去にはバルセロナ五輪・アトランタ五輪のメダリスト、有森裕子氏や高橋尚子氏といったスター選手が名を連ねています。特に今年は、女子駅伝部にとって特別な意味を持つ大会となりました。
女子駅伝部は、9月27日に開催された「第35回関西学生対校女子駅伝競走大会」で8位に入賞したものの、全日本大会への出場権を獲得できませんでした。しかし、5000mの記録審査で上位に食い込み、見事に全国大会への出場権を手に入れました。これにより、2年ぶり12回目の出場を果たしました。
選手たちの熱い想い
各選手が大舞台でどのように感じ、思いを新たにしたのかを紹介します。
1区 森田そよ香(1年生)
走り終えた森田選手は、応援してくれる人たちへの感謝の気持ちでいっぱいでした。「不安や緊張を抱えながらも、強気でスタートラインに立ちました」と語りますが、実際には2キロ過ぎてペースが乱れ、思うように走れなかったと悔しさをにじませました。しかし、「来年は無事に先頭集団と戦いたい」と力強く決意を表明しました。
2区 菅崎南花(4年生)
「2区を走った私は、個人として9位の結果を残しました。自分の成長を感じ、次はもっと良い走りをしたいと思っています。」と振り返る菅崎選手。応援の力を再認識し、これからもさらなる高みを目指す意欲を示しました。
3区 青栁朋花(4年生)
青栁選手は、チームの目標を達成できなかった悔しさと手に入れた自信を語ります。「この大会が終わった後、また新たな目標に向かって進んでいきます」と、モチベーションを感じていました。
4区 大沼乃愛(3年生)
「今回は思ったより良いタイムで自分自身を驚かせました。次こそはチームを引っ張りたい」と意気込みを語る大沼選手。自己成長への期待が感じられます。
5区 小倉侑々(3年生)
小倉選手は、エース区間を初めて務めるプレッシャーを感じつつ、その挑戦を楽しんだと話します。「チームの力になりたい一心でした」と、仲間を想う気持ちが強く伝わります。
6区 岩本彩乃(2年生)
悔しい思いを抱えながらも全国大会の経験を通じて、自分の課題を見つけ、環境への感謝を忘れない岩本選手。「次はしっかりとした練習を積み、成長した姿を見せたい」と決意を新たにしました。
監督のメッセージ
中瀬洋一監督は、チームの成長を感じながらも、さらなる向上を求めています。「エース不在の中、選手たちはよく頑張りました。来年は強豪校としての地位を確立できるよう、引き続き努力していきます」と口にしました。
次なるステージへ
この大会で得た経験を活かし、次なる目標である富士山女子駅伝に向けて、選手たちは日々の練習に励んでいます。さらなる飛躍を楽しみにしながら、応援を続けていく必要があります。今後も大阪芸術大学女子駅伝部に注目していきましょう!