デジタルで健康を支える！高齢者のためのフレイル予防プログラム

高齢化社会が進む中、私たちが注目すべきは、いかにして高齢者が健康的な生活を送るかということです。そんな中で、エアデジタル株式会社が埼玉県久喜市役所、株式会社安藤・間との官民連携により、68歳から86歳の高齢者39名を対象にしたフレイル予防プログラムを開始しました。このプログラムは、デジタルスポーツマシンを活用し、老後も自分らしく生活できる方法を模索しています。

フレイルとは？

フレイルとは、高齢者に見られる身体的、心理的、社会的な脆弱な状態を指します。これが進行すると寝たきりや認知症のリスクが高まるため、早期の対策が重要です。エアデジタルが掲げるこの新しいプログラムでは、今までの取り組みをもとに、要介護に非該当な高齢者に対しての実証実験を行いました。

実証実験の概要

令和7年の年初から3ヶ月にかけて、久喜市にある施設「スポーツ60&スマート」を利用して、毎週1回のペースで全6回のプログラムが実施されました。実施内容としては、身体テストや認知症簡易チェックを初回と最終回に行い、参加者の変化を見ながら、運動の効果を詳細に分析しました。特に、上下肢の筋力やバランス機能、歩幅の改善が確認され、運動への意欲向上にもつながったとのことです。