アニメの新たな魅力
2025-09-10 18:30:26

チリ発アニメーション『オオカミの家』がYouTube初配信、3日間の無料公開がスタート

チリ発のアニメーション『オオカミの家』、YouTube初公開



南米チリからのアーティスティックな試みが、ついに日本に上陸します! クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャによる独創的なアニメーション長編『オオカミの家』が、2023年9月12日(金)20:00よりYouTubeの「シネフィルWOWOW プラス」チャンネルで3日間限定で無料公開されることが決まりました。この機会に、美しくもグロテスクなホラー・フェアリーテイルを体験してみてはいかがでしょうか。

作品の背景


『オオカミの家』は、実在のコロニアディグニダにインスパイアされた作品で、美麗な映像と悪夢的なストーリーが評価されています。上映後は、日本のミニシアター界で大きな話題を呼び、多くの観客を魅了しました。特に、映像スタイルの独自性と物語の切なさが絶妙に融合し、観る者に深い印象を与える作品です。さらに、YouTubeでは本作を理解するための特別解説番組『「オオカミの家」の招待状』も配信されていますので、併せてチェックしてみてください。

あらすじ


物語は、チリ南部の美しい自然に囲まれたドイツ人集落に住む、動物好きの娘マリアが主人公です。彼女はある日、飼っているブタを逃がしてしまい、罰を恐れその場から逃げ出します。逃げ込んだのは一軒家。そこで彼女は2匹の子ブタと出会い、「ペドロ」と「アナ」と名付けて育てることに。しかし、森の奥から迫るオオカミの声に怯えるマリアは、次第に現実と悪夢が交錯する恐怖に飲み込まれていくのです。観客は、肉体的な恐怖だけでなく、心の奥深くに潜む不安と向き合うことになります。

監督と制作


『オオカミの家』は、アーティストデュオであるレオンとコシーニャの長編デビュー作であり、彼らの作品は実写、アニメ、影絵など、さまざまな手法を駆使しているのが特徴です。そこに独自の世界観が息づいており、他にはない体験を提供しています。

また、彼らの長編第2作目『ハイパーボリア人』が2024年のカンヌ国際映画祭監督週間で初披露され、今後の展開も目が離せません。この作品のBlu-rayが9月10日(水)からリリースされる予定で、特典映像も盛りだくさんです。特に短編アニメ『名前のノート』やそのメイキング映像が含まれており、ファン必見の内容です。

視聴の仕方


この貴重な機会に、YouTubeの「シネフィルWOWOW プラス」チャンネルを訪れて『オオカミの家』を視聴しましょう。公式サイト及びYouTubeチャンネルでは、名画上映やドラマシリーズも無料で楽しめるコンテンツが豊富に用意されているため、アートや映画を愛する方にとっては至福の時間となるでしょう。特に、毎月第2金曜日には新たな名画が2週間限定で公開されますので、見逃さないようにご注意ください。

まとめ


『オオカミの家』は、アートと映画の境界線を揺るがす作品であり、観る人に新たな視点を与えてくれます。ぜひこの機会に、恐怖と美しさが交錯する物語をお楽しみください。無料公開は9月12日から3日間限定ですので、予約して観ることをおすすめします。


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