文部科学大臣表彰
2025-12-02 13:24:25

新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科が文部科学大臣表彰を受賞

新潟医療福祉大学 義肢装具自立支援学科、文部科学大臣表彰を受賞



新潟県に位置する新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科が、文部科学大臣表彰を受けることとなりました。この表彰は、同学科が実施している「障がい者陸上教室」に対するもので、障害者の生涯学習支援の普及や発展に寄与したことが評価された結果です。今回は、特にスポーツや学習、啓発の活動が注目され、奨励活動表彰としての栄誉を受けることになりました。

表彰式の詳細


本表彰式は12月9日(火)に実施され、13:00から13:30まで表彰式が行われ、続いて13:30から14:00には記念撮影と伝達式が行われます。最終的には14:30から16:30頃にかけて事例発表会も予定されています。表彰式は文部科学省の東館3階講堂にて行われますが、オンラインではYouTubeライブでも配信されます。

障がい者陸上教室の取り組み


この「障がい者陸上教室」は、地域在住の下肢切断者を対象に、スポーツ用義足を使用して活動できる環境を提供しています。今年で8年目を迎え、学生たちはボランティアスタッフとして義足のパーツ取り付けや走行のサポートを行うなど、さまざまな形で参加しています。この活動は単なるスポーツ支援だけでなく、障害理解の促進にもつながっています。

同教室は定期的に開催され、参加者たちがスポーツを通じて自分の可能性を広げられる場所となっています。また、本学はチャリティ活動や受託事業にも取り組んでおり、これらの活動を通してパラスポーツの普及活動にも貢献しています。

教育活動の理念


新潟医療福祉大学は、障害者スポーツの支援と教育活動を通じて、より多くの人々が自分らしく学び、過ごせる社会を実現することを目指しています。多様なバックグラウンドを持つ学生たちが集まり、相互理解を深めながら成長していく姿は、地域社会への大きな刺激となっています。

Universityは全国でも数少ない医療系総合大学として、看護やリハビリ、スポーツなど幅広い分野で学びを提供しています。特に、チーム医療を実践的に学ぶ環境を整えており、学生が将来医療現場で活躍するためのスキルを磨く手助けをしています。

NSGグループの役割


本大学はNSGグループに属しており、教育事業をはじめ医療や福祉、介護、さらにはスポーツにまで幅広く事業を展開しています。このグループでは、地域を「世界一豊かで幸せなまち」にするために、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。

新潟医療福祉大学の義肢装具自立支援学科が受賞する文部科学大臣表彰は、その活動が評価された結果であり、未来に向けた更なる挑戦といった期待の象徴です。地域社会と共に成長し続けるこの大学の未来がますます楽しみです。


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