損保ジャパンとKia PBVジャパン、EVバンの日本展開で協業開始

損保ジャパンとKia PBVジャパン、EVバンの日本市場進出に向け本格協業

2024年9月に包括業務提携を結んだ損害保険ジャパン株式会社とKia PBVジャパン株式会社が、韓国の自動車メーカーKia CorporationのEVバンであるPBV（Platform Beyond Vehicle）の日本市場導入に向け、本格的に協業を開始しました。2026年春には日本での販売を予定しており、この取り組みは両社の強力なネットワークを活用した新しい価値の提供を目指しています。

Kiaの目指す持続可能なモビリティ

Kiaは2030年までに世界販売の30%を電動車両にするという目標を掲げ、今後は商用車としてのPBVも積極的に展開します。経済産業省の方針に沿って、日本国内でも商用EVの普及が見込まれており、損保ジャパンとKia PBVジャパンの協業はこの潮流に沿ったものとなっています。

具体的な協業内容

両社はKiaのPBV日本展開におけるサービスの提供に関して多岐にわたる協業を検討中です。具体的な内容としては、損保ジャパンが提供する自動車保険や車両の延長保証、さらには自動車整備に関するノウハウを活用したアフターサービス網の構築をサポートします。これにより、PBVのユーザーに対して安心して利用できる環境を提供することを目指します。

EVの普及においては、購入後のアフターサービスや事故時の迅速な修理体制が不可欠です。損保ジャパンとKia PBVジャパンが共同でさまざまなサービスを提供することで、ユーザーにとってより利用しやすい環境を整えていく考えです。

未来への展望

「“安心・安全・健康”であふれる未来を作る」というパーパスを掲げるSOMPOグループと、PBVの日本導入を通じて新たな価値と豊かな未来を創造しようとするKia PBVジャパン。両社は協業を通じて持続可能なモビリティ社会の構築に寄与することを目指しています。

今後の展開に期待しつつ、この革新的な取り組みがどのように進化していくのか注目です。日本の商用車市場はEVの影響を受け、大きな変革を迎えようとしています。損保ジャパンとKia PBVジャパンの動向に、強い関心が寄せられています。