軽自動車の白地風ナンバー、トラブル発生が65.9%に達した実態調査

軽自動車の白地風ナンバーに関する調査レポート

新たに発表された「軽自動車の白地風ナンバーに関する調査レポート」によれば、65.9%の軽自動車ユーザーが、白地風ナンバーを付け始めた1年以内にトラブルを経験していることが明らかになりました。この調査は、全国の2,621人を対象に実施され、白地風ナンバーの認知度とユーザーの実態を把握する目的で行われました。

調査の背景

白地風ナンバーは、2019年のラグビーワールドカップおよび東京2020オリンピック・パラリンピックのために作られた特別仕様です。これにより、軽自動車にも普通車と同じデザインが交付され、高い注目を浴びています。しかし、その一方で識別性やマナー面での課題が浮き彫りとなり、多くの意見が寄せられています。

主な調査結果

調査の結果、白地風ナンバーは図柄入りナンバーと同じく高い認知度を持っていますが、普及率では白地風ナンバーが若干上回っています。興味深いのは、軽自動車ユーザーの多くがナンバーの色に敏感であり、識別の目的よりも見た目を重視する傾向にあるという点です。

トラブルに関するデータも興味深いもので、「有人料金所での誤請求」が最も多く報告され、次いで「他車からの嫌がらせ」や「駐車場での区分ミス」が続いています。特に、駐車場での軽自動車専用スペースにおけるトラブルは多く、その原因にはナンバープレートの色が一因であることが示唆されています。