競輪と教育の新しい融合！KEIRIN HOTEL 10で親子体験ツアー開催

KEIRIN HOTEL 10で非日常体験を！

2025年11月23日、岡山県玉野市にある日本初のスタジアム一体型ホテル「KEIRIN HOTEL 10」は、株式会社天満屋が運営する体験型家族旅行サービス「Family Trip」と共に親子向けイベント「キミの『できた！』を見つけよう競輪選手体験ツアー」を開催しました。

このイベントは、70年の歴史を持つ玉野競輪場を舞台に、子どもの非認知能力に焦点を当てた体験を提供するものです。申込は20名を超え、実際には30名以上の参加者が集まる盛況ぶりでした。当日は現役の競輪選手との交流や競輪場のバックヤード探検などを実施し、参加者は競輪の新たな魅力に触れることができました。

競輪場の裏側を体感

プログラムの一環として、通常は公開されていない控室やトレーニングルーム、実況席などを見学する機会が設けられました。参加者は現役選手の生の声を聞き、モチベーションを高めていました。特に特筆すべきは、KEIRIN HOTEL 10のギャラリーで行われたジャンプ測定器を使った飛距離測定です。子どもたちは自分の成果に喜びを感じ、イベント開始早々から賑やかな雰囲気が漂っていました。

玉野競輪場の競走路バンクでは、約30度の傾斜面に立つことで迫力を体感し、自転車を走行させる体験が行われました。選手が実際に走行するコースを自分のペダルで体感し、間近で観察することができる貴重な時間は、参加者にとって忘れがたい思い出となりました。観衆の拍手が響く瞬間もあり、選手たちの走行の迫力に子どもたちは心を奪われていました。

子どもたちの成長を促すシールプログラム

さらに、Family Tripが大切にする「非認知能力」の向上をサポートする機会も提供。イベント中の「できた！」と感じる瞬間に、親や選手から手渡される「できた！シール」が、子どもたちの成長を可視化する仕組みです。このシールの台紙には玉野市の特産である黒鯛のうろこを模したデザインが施されており、シールを埋めることで達成感を体感できます。

子どもたちは自然に協力し合い、後ろの子に気を配ったり、自らドアを開ける行動を見せるなど、新しい学びの場を得ることができました。参加した親たちからは「子どもが楽しんでいる姿を見られた」「こんな体験はなかなかできない」と喜びの声が寄せられ、素晴らしいイベントになりました。

体験型家族旅行サービスの魅力

Family Tripは「体験で生きる力を育む」というテーマで、農業や地域交流などを通じて五感を刺激するプログラムを展開しています。このような体験が子どもたちの成長につながり、普段では考えられない経験を提供することが目的です。親子で一緒に楽しめる「今しかできない体験」を通じて、家庭の絆を深める良い機会となります。

KEIRIN HOTEL 10の魅力

KEIRIN HOTEL 10自体も特別な空間。多くの部屋が競輪場に面しており、レース開催時には迫力満点の観戦が楽しめます。また、廃材を再利用したアートやインテリアは、競輪の歴史を感じさせ、まるで博物館にいるかのようです。「10」という数字には、競輪のレーサー気分を味わい、ゲストが10人目の競輪選手として過ごすという思いが込められています。

このユニークな体験ができる場所で、可能性の広がる学びと遊びの両方を感じられるイベントは、今後も続いてほしいものです。親子の絆を深める特別な時間が、これからも多くの家庭に提供されることを夢見て。