ソサイチリーグを支える共和ゴム株式会社の取り組みと夢

共和ゴム株式会社の挑戦

日本のソサイチリーグが活況を呈する中、支える存在として共和ゴム株式会社の名前が挙がっています。その代表取締役である寺阪剛氏は、同社のビジョンやスポーツへの関与について、スポーツナビでのインタビューを通じて語っています。

共和ゴム株式会社とは

1974年に設立された共和ゴム株式会社は、工業用・プラスチック・スポンジ製品の製造を専門としています。この企業は、特殊な素材を扱うことで知られ、特に地中埋設管用の継手製品では国内の70%のシェアを誇ります。寺阪代表が強調するのは、一点突破の戦略であり、他社と差別化するための継続的な革新の重要性です。

共和ゴムはスポーツ界にも積極的に関わっており、東京ユナイテッドFCやFCティアモ枚方といったサッカーチーム、さらにはプロMMA格闘家の岩﨑大河選手に対するサポートも行っています。これにより、企業としてのブランド認知度を高めると同時に、地域社会への貢献にも力を入れています。

ソサイチリーグへの支援と夢

特に注目したいのは、2023年シーズンから日本ソサイチ連盟およびソサイチ日本代表へのサポートを始めたことです。共和ゴムのメンバーで結成された「共和ゴムFC」がソサイチリーグ関西3部へ挑戦中であり、企業としての活動の幅を広げています。寺阪代表は、将来的には日本でアジア大会を開催するという夢を持っており、その実現に向けての具体的な計画も練っています。

この夢は、単にスポーツを促進するだけではなく、地域や国全体の活性化にも寄与します。寺阪氏は、企業活動がスポーツと結びつくことで、社員のモチベーション向上にも繋がると考えており、社内の結束力を高める一環としてもソサイチリーグへの参加は意味があると述べています。

これからの取り組み

共和ゴムは今後も、スポーツ分野における支援活動を強化し、特にソサイチリーグの成長を見守っていく方針です。また、同社の持つ技術力を生かして新たな商品開発や地域貢献にも力を入れる予定です。

特に、最近では「アクシスフォーマー」など健康グッズの製造に力を入れており、これがスポーツ選手のコンディショニングにも寄与することを期待しています。これらの製品を通じて、スポーツの現場でのニーズに応えると同時に、一般消費者にも新しい体験を提供していくことが目標です。