ダイハツ、認知症高齢者向け送迎システムの導入を発表
ダイハツ工業株式会社(以下、ダイハツ)は、株式会社ふるさととの契約を結び、高齢者の認知症支援向けに特化した運行管理システム『らくぴた送迎』を導入することになりました。これは、介護現場の労働生産性を向上させ、送迎業務を合理化することを目的としています。
『らくぴた送迎』とは?
『らくぴた送迎』は、2018年に市場に登場して以来、多くの通所介護施設で利用されてきました。このシステムは、送迎前、送迎中、送迎後の各シーンで運行管理を行い、利用者に安心・安全な送迎を提供するための機能を備えています。現在、全国200法人以上に導入されており、高齢者の送迎業務の効率化に寄与しています。
認知症高齢者への特別な配慮
認知症患者の増加に伴い、介護現場での対応が難しくなっています。特に送迎においては、ルート変更や担当者の交代が不安を引き起こし、利用者を混乱させる原因になりうるからです。このような背景から、ダイハツは『らくぴた送迎』の導入を通じて、個別対応や柔軟なルート設定を行うことで、安心感を提供できるのではないかと考えました。
実証実験の結果
2025年12月から約4カ月間、ふるさとが運営する認知症高齢者向けのデイサービス施設で実施された実証実験。これにより、送迎の効率を高めつつも、利用者が安心できる送迎が可能であることが確認され、正式に契約を結ぶ運びとなりました。
今後の展望
さらに、ダイハツは、ふるさとの直営施設全45店への『らくぴた送迎』の拡大を計画しています。この試みは、同時に複数の小規模施設に導入する初の試みとなります。介護業界が直面するさまざまな課題に寄り添い、効果的な解決策を提供することを目指しています。
地域社会への貢献
ダイハツは、これまでも『らくぴた送迎』や『ゴイッショ』を通じて、地域に根差したサービスを展開しています。福祉介護分野における地域課題を解決し、持続可能なモビリティ社会の実現に取り組む意向を示しています。
参考情報