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シネマクラシック～バルカン室内管弦楽団の映画音楽コンサート

映画と音楽、二つの美を融合したコンサートが、2025年5月に実現します。バルカン室内管弦楽団と歌手の大黒摩季さんとの初のコラボレーションに期待が高まります。

バルカン室内管弦楽団の歩み

2007年、指揮者の栁澤寿男氏によって設立されたバルカン室内管弦楽団は、バルカン半島の民族共栄を目指し、多国籍の楽団員で構成されています。彼らはコソボをはじめとした地域での歴史的なコンサートを数多く実現し、音楽を通じて人々をつなげる活動を展開しています。その活動は、2010年にはニューヨークの国連総会での演奏、さらにはヨーロッパ各地でも広がりを見せています。

記念すべき第10回公演

日本に初来日したのは2009年。今回の公演はコロナ禍明けの記念すべき第10回目となり、5月15日から約1週間にわたり様々なプログラムが行われます。

特に注目すべきは、5月22日の『シネマクラシックwithバルカン室内管弦楽団』です。このコンサートでは映画音楽の名曲が並ぶ予定で、バルカン室内管弦楽団の音色とともに、映画の魅力を味わえます。

コンサートの魅力

会場は大田区民ホールアプリコ。指揮は栁澤寿男氏、ピアノには吉村美華子氏、そしてゲストとして大黒摩季さんが登場します。演奏される楽曲は、マックス・スタイナー作曲の『風と共に去りぬ』を皮切りに、名作映画のテーマ曲が続きます。『アラビアのロレンス』や『マイ・フェア・レディ』といった名曲はもちろん、坂本龍一の『Merry Christmas Mr. Lawrence』や久石譲の『海の見える街』など、日本の名作映画音楽の数々もお楽しみいただけます。

さらに、ゲストの大黒摩季さんは、『美女と野獣』や『タイタニック』のテーマ曲を歌い上げる予定です。彼女の名曲「ららら」もオーケストラとの共演で楽しめることでしょう。このコンサートでは音楽の力が映画の感動をより一層引き立ててくれることでしょう。

栁澤寿男氏の想い

栁澤氏は、音楽を通じて人々が共感し合うことに意義を感じています。「クラシックは敷居が高いと感じる方にも楽しんでほしい」との思いで、この映画音楽コンサートを企画しました。また、映画は国境を越えて人々をつなぐ力があると述べ、その共通点を感じさせてくれます。

この特別なコンサートが、訪れる人々にとって、心に響く瞬間をもたらすことを期待しています。ぜひ、バルカン室内管弦楽団の初の映画音楽コンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか？

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