熱く繰り広げられる甲子園!第47回全国高校かるた選手権大会
2025年7月、競技かるたの甲子園とも称される「第47回全国高等学校選手権大会」が滋賀県大津市で開催されます。この大会は、全国382校から選出された58校がエントリーし、個人戦では1,700名以上の有段者が参加予定です。競技の場所である近江勧学館を始め、地元の9つの会場で行われる熱戦を見逃せません。
大会概要とスケジュールについて
大会の日程は、団体戦が7月19日の開会式から始まり、翌20日に予選と決勝を行います。個人戦は21日にスタートします。特に注目すべき点は、団体戦がYouTubeでライブ配信される予定であり、全国のファンがリアルタイムで熱戦を楽しむことができる点です。
- - 大会名: 小倉百人一首競技かるた第47回全国高等学校選手権大会
- - 日時: 2025年7月19日~21日
- - 会場: 近江勧学館および市内9会場
- - 主催: 一般社団法人全日本かるた協会 等
団体戦は各チーム5名で構成され、その勝利数をもとに勝敗が決まります。競技かるた特有の緊迫感あふれる1秒のタイミングを巡る攻防が展開され、選手たちの集中力と技術が試されます。
出場校の見どころ
前回大会で連覇を果たし、今年も挑戦を続ける私立関東第一高等学校は、3連覇を狙っています。一方、昨年の準優勝校である私立浦和明の星女子高等学校は、A級選手を3人揃える戦力を背景に、激しい勝負を挑む姿勢を見せています。
そのほか、県立膳所高等学校や県立鶴丸高等学校なども注目の学校です。新たに参戦する6校の中には、福岡県の県立香椎高等学校が名を連ね、初出場ですでに話題となります。また、2年連続出場を果たす私立市川高等学校や、過去に偉業を成し遂げた県立富士高等学校にも関心が寄せられています。
特別企画「レベルアップ講座」
大会では、永世クイーンである楠木早紀選手による「レベルアップ講座」も開催されます。この講座では、参加者に対して払いの練習や実践練習が行われ、高校生にとって大変貴重な体験となることが期待されています。
- - 日時: 2025年7月20日
- - 料金: 各部1,000円 / 定員40名
- - 場所: 滋賀市民センター
参加者は、直接楠木選手から指導を受けることで、技術の向上を狙えます。このような取り組みも含めて、選手たちの成長空間が広がる大会となるでしょう。
競技かるたの魅力
競技かるたは、詠まれた歌と同時に札に反応しなければならないスピード感が特徴です。選手たちが日々重ねてきた鍛錬の成果を発揮する瞬間は、見る者を圧倒することでしょう。静かに盛り上がる観客の期待と、選手たちの真剣な表情に、ぜひご注目ください。
競技かるたはただの競技ではなく、文化とスポーツが融合した素晴らしい体験です。全国から集結する高校生たちの情熱と技術を、その目で確かめましょう!