四国中央市のHADO取り組みが総務大臣賞を受賞
2023年、日本ICT教育アワードの会場で、四国中央市の教育プログラムが特に注目されました。テーマは『AR教材と生成AIを連動させた新時代の学びと次世代型校務環境』。この取り組みは、特にAR教材の一環として導入されたHADOを活用したもので、その教育的成果が高く評価され、総務大臣賞に輝きました。
HADOの導入内容と成果
四国中央市立川之江小学校におけるHADOの具体的な活用方法は、主に体育の授業やクラブ活動で行われています。このプロジェクトは、市教育委員会によって導入され、全ての児童が主体的に運動に参加できる環境が整えられました。このプロセスを通じて、運動能力に影響されず、全ての児童が自ら進んで運動する機会を得ることができました。
不登校傾向の改善
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HADOの活動がもたらした最も顕著な成果は、不登校傾向にあった児童が積極的に登校するようになったことです。例として挙げられるのは、「今日はHADOの日だから行く」と自ら登校を選ぶ児童の増加です。HADOを通じたゲーム体験により、他者からの承認を受けることで自己肯定感が高まり、学校への前向きな精神状態に結びついています。その結果、学校全体での不登校率も減少しているという好影響が現れています。
コミュニケーション能力の向上
また、HADOのもう一つの利点は、児童のコミュニケーション能力を自然に引き出す点です。例えば、6年生の児童が地域の方々にルールや戦術を説明し、その説明能力が向上したことも確認されています。HADOの特性上、「話し合い」が重要な要素であるため、児童たちは自然と議論を交わし、作戦を立てることが求められます。この過程で思考力や表現力が育まれるのです。
HADOの特長
HADOの魅力は、その独自の運動環境にあります。特に、運動が得意でない児童でも楽しめるというのが大きなポイントです。これは運動能力に依存せず、誰もが同じフィールドで挑戦できる「次世代のスポーツ」として評価される所以です。運動が苦手な子どもたちもHADOに親しみ、体育の授業に対する苦手意識を払拭できるようになっています。
さらに、戦術面での工夫を通じてコミュニケーションが生まれることで、仲間との協力が強化され、学級運営にも良い影響をもたらしています。これにより、不登校傾向の児童にとっても、心理的ハードルが下がる結果となり、「楽しみのために行きたい」という内発的動機づけが生まれています。
教育現場からの声
川之江小学校の西本修平教諭は、「HADOの特長は年齢を超えて本気で向き合える点にある」と話します。「苦手意識を持つ児童が楽しめる環境があり、特に対話を通じたコミュニケーションが学級経営にも良い影響を与えています」と続けます。彼は、この取り組みが児童にとっての新たな学びの場となることを期待しています。
日本ICT教育アワードとは
日本ICT教育アワードは、首長の積極的な行動を通じて、教育のDXやGIGAスクール構想による地域振興の優れた事例を表彰するものです。HADOの活用により、教育現場における新たな可能性が示され、地域の創生に貢献しています。
HADOについて
HADOは、フィジカルスポーツとデジタル技術を融合させた革新的なスポーツであり、世界39カ国で展開されています。特に、簡潔なルールと高い戦略性を兼ね備え、楽しみながら思考力や協働力を育むことができます。これは、運動が得意な人もそうでない人も同じフィールドで挑戦できる“次世代のスポーツ”です。
株式会社meleapは、このHADOを通じて、誰もが「身体を動かす楽しさ」を味わえる社会の実現を目指して日々邁進しています。教育現場への新たな風を吹き込むHADOの取り組みは、今後も注目されることでしょう。