奥田民生が語る「震える写真集」企画の舞台裏
毎週水曜の深夜に放送されているポッドキャスト「キイテルちょめラジ」では、アートディレクター・イラストレーターの安齋肇さんと俳優の山本圭祐さんが司会を務め、様々なゲストと共に面白おかしいトークを繰り広げています。そして、1月1日からの3週にわたり、特別ゲストとして登場したのが、シンガーソングライターの奥田民生さんです。今回は彼が秘蔵の企画である「震える写真集」について語りました。
奥田民生さんは、パンフレット制作において「動画を使わない」という条件を受けていたと明かしました。しかし、最終的には条件が緩和され、面白い挑戦が始まったのです。「心意気は写真だ!」という考えのもと、奥田さんたちは「震える」と形容された写真集を制作しました。
「震える」写真集とは?
山本圭祐さんが初めて「震える写真集」と聞いたときは「震えるってどういうことですか!?」と驚きの声をあげました。奥田さんは「心意気っていうのは写真なんだけど、動画なんだ。だから被写体が動かないようにしている」と説明します。
この「震える写真集」においては、被写体が実際に手をプルプル震わせる様子をとらえています。安齋さんも、この制作過程が非常に難しいものであったと共感。例えば、卓球の写真を撮る際には、ピンポン球の軌道を強調するために、球を針金で固定し、奥田さんがラケットを持ってその前で決め顔をしながら撮影を行ったとのこと。実際、撮影中は「全員震えている状態」だったと、奥田さんは笑顔で振り返ります。
さらに、ライブシーンやゴルフの打ちっぱなしの場面もあり、いかに楽しくも疲れる作業だったかが伝わってきます。「震える写真集」とは、静止画では捕らえきれない、表現の自由さを追求した作品であることがわかります。今ではその作品を見ることができるのは、持っている人だけという貴重な作品です。
ポッドキャストでのトークをチェック!
この興味深いエピソードは、全3話にわたって放送された「ちょめラジ」ならびにポッドキャストでも配信中です。奥田民生さんが語る撮影裏話や、様々な笑いを交えたトークを楽しむことができます。
特に、毎週の放送は聴けば聴くほど奥田さんの人柄や、制作にかける思いが伝わってくる内容となっています。興味を持った方は、ぜひ下記のリンクから番組をチェックしてみてはいかがでしょうか?
この機会に音楽だけでなく、その制作過程や奥田民生さんの独特な視点を通じてお楽しみください。ライブな瞬間を封じ込めた「震える写真集」は、今後も話題になること間違いありません!