ゲーム音楽の巨匠と地ビールが織りなす新たな味わいの挑戦

異色のコラボが生んだ新たなビールの味わい

岩手県一関市に位置するブルワリーが、世界的に有名な音楽家・植松伸夫さんとのコラボレーションで特製クラフトビールを生み出しました。これは、地域振興を目指す動きの一環として誕生したものです。「Nobuo Uematsu presents 俺のビール」という名のこのオリジナルビールは、地元の物産振興を図るために、地元ブルワリーの世嬉の一酒造とNOYMOND BREWINGが共同で製造しました。

地ビールフェスティバルでの先行販売

このビールは、2023年8月22日から開催される「第28回全国地ビールフェスティバル in 一関」で先行販売される予定です。イベントの3日目には、植松さんのバンド「植松伸夫 con TIKI」による演奏も予定されており、来場者は音楽と共に地元のクラフトビールを楽しむことができます。

植松氏と地元のブルワリーの情熱

音楽家でありビール愛好者でもある植松さんは、2024年に行われる一関市の観光PR事業をきっかけに、地元との結びつきを深めました。そこで生まれたのがこのプロジェクトです。植松さんの音楽性やビールへの情熱が反映されたこのビールは、さまざまなシチュエーションで楽しむことができます。

二つの異なる個性を持つビール

今回のコラボで誕生したのは、「シンフォニー」と「ポップ」の二種類のビールです。

1. Uematsu Nobuo presents 俺のビール SYMPHONY

このビールは、植松氏の楽曲の多層的で深い側面を表現しています。ベルギー酵母を使い、深紅色のビールに仕上げられています。アルコール度数が高めで、じっくりと味わうことができ、熟成が進むことでよりマイルドな味わいを楽しむことができます。音楽を愛する方にとって、一人でじっくりと楽しむのにぴったりな一杯です。

2. Uematsu Nobuo presents 俺のビール POP

こちらは、植松氏の楽曲が持つ華やかでキャッチーな魅力を表現したビール。柑橘の香りが爽やかなペールエールで、軽やかな飲み口が特徴です。楽しくワイワイと過ごすシーンにぴったりで、何杯でも楽しめるフレンドリーな味わいに仕上げられています。音楽ファンにもビールファンにもおすすめの一杯です。

地元の魅力と文化の発信

世嬉の一酒造は1918年に創業した老舗の酒蔵で、「世の人々が嬉しくなる一番の酒造り」をモットーにしています。クラフトビール「いわて蔵ビール」や地酒を製造し、地域文化を発信するレストランや博物館も展開しています。一方で、NOYMOND BREWINGは新進気鋭のブルワリーで、自ら醸造したこだわりのビールを提供しています。

まとめ

植松伸夫さんと一関のブルワリーが手がけるこのクラフトビールは、地域振興だけでなく、音楽とビールが融合した新しい楽しみ方を提供します。8月22日からの全国地ビールフェスティバルでの先行販売を見逃さないでください。地元の文化と音楽、そしてクラフトビールを同時に楽しむ機会を提供するこのプロジェクトに、ぜひ注目してください。