タミヤホーム、革新的な取り組みで「ネクストヒーロー賞」を受賞

株式会社タミヤホームが、文化放送主催の「中小企業 Business & Innovation AWARD」で、名誉ある「ネクストヒーロー賞」を受賞しました。本社を埼玉県所沢市に置くこの企業は、一都三県をフィールドに解体工事業を展開していますが、単なる解体業者に留まらず、「人づくり」と「まちづくり」を推進する社会的使命を強く持っています。今回の授賞は、そんな革新的な取り組みが評価された結果です。

受賞のきっかけとなったのは、タミヤホームが「かいたいがみらいをかがやかせる」という合言葉のもと、解体後の土地活用や地域再生に取り組む姿勢です。特に解体工事業は従来の常識を覆すもので、アスリートを積極的に採用し、彼らの持つ精神力やチームワークを企業の力に変える戦略が注目を集めました。アスリートの絶え間ない挑戦心と協働力が、解体工事を超えた新たな価値創出に繋がっています。

具体的には、本年度2025年において、大きな事業革新が行われました。1つは、解体業務に加え「不動産ソリューション事業」、「空き家再生事業」、「リノベーション事業」の3つを新たに展開し、顧客には様々な選択肢を提供できるようにしたことです。これによって、現在深刻化する空き家問題に対しても、より包括的な解決策を提供し、地域社会に貢献する姿勢が表れています。

また、タミヤホームはD&I（多様性及び包括性）を推進する取り組みを強化しています。聴覚障がい者への配慮や、元アスリートの採用を通じて、多様な人材の活用を実現。企業文化をよりオープンにすることで、皆が自分らしく働ける環境作りを進めています。

授賞式の際、代表取締役社長の田宮明彦は、「この栄誉ある賞をいただき、当社がアスリートと共に歩んでいることに感謝しています。私たちの目指すのは、単に建物を解体することではなく、その先に新たな価値を創造することです」と述べています。アスリートの経験が企業の成長を支え、特にその潜在能力が解き放たれることで、地域の空き家問題に取り組む力となると確信しています。

加えて、タミヤホームは社会貢献活動にも力を入れています。地震などの災害による寄付や、子ども食堂へのお米の寄付など、企業の理念を体現しつつ、社員全体のスポーツマンシップを高めています。

未来のビジョンとして、タミヤホームは2027年に売上高100億円達成を掲げ、さらなる成長戦略を進めています。業界のスタンダードを変え、新しい未来へと突き進むタミヤホームに今後も期待が寄せられています。受賞の詳細は、文化放送のビジネスメディア「Business Innovation JOQR」にて紹介されており、【公開記事】も参考にしてください。