防音住宅ニーズが多様化!
最近の調査によると、防音住宅の役割が変わりつつあることが分かりました。株式会社リブランが実施した調査では、全国の20代から60代の男女600名を対象に防音に関する意識を探った結果、楽器演奏だけでなく、動画配信やゲーム実況、在宅勤務など多様なニーズが浮き彫りになっています。
調査の背景
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークや趣味の時間を確保するために、多くの人々が自宅での環境改善を考えるようになりました。特に防音住宅の需要が高まっています。リブランの「ミュージション」と呼ばれる防音賃貸マンションでは、現在も楽器演奏を目的とする人が多いですが、それだけではなくDTM(デスクトップミュージック)や動画配信、リモートワークを目的とする入居者が増えているのです。
その結果、入居待機者は17,000人を超える状況となり、コロナ禍以来の防音住宅への関心の高まりを実感させます。
調査結果の概要
1.
楽器演奏が依然として中心に
防音住宅を希望する理由として最も多かったのが「楽器演奏」で、56.49%にものぼりました。やはり音楽を楽しむ環境は決してなくなることはないと分かります。
2.
防音空間の活用が多岐にわたる
コロナ前には楽器演奏のニーズが主体でしたが、現在では動画配信やゲーム実況、在宅勤務、映画鑑賞などにも利用されるようになりました。
3.
配信・ゲーム実況のニーズが増加
動画配信やゲーム配信を目的としたニーズは増加傾向にあります。特にこの製品に求められるのは、静かな環境で内容に集中できることです。
4.
趣味を楽しむための防音空間
映画や音楽鑑賞などの趣味活動を自宅で楽しむためのインフラとして、防音住宅の位置付けが高まっています。これにより、より快適で多功能な住環境が求められています。
変化する防音住宅の利用状況
時系列で見てみると、コロナ前からコロナ禍を経て利用目的も多様化しています。防音住宅がもたらす価値が単なる音漏れ対策だけではなく、仕事場や趣味の空間として重要になるという変化が顕著です。
特に「在宅勤務・Web会議」ニーズは、コロナ前には21.51%に満たなかったものが、今や39%と高水準を維持しています。これにより、自宅が仕事と趣味でも活用される場所へと変化していることが実感できます。
ミュージションのデータが示す新たな利用目的
「ミュージション」の入居者データでも、利用目的の多様化が見られます。楽器演奏が約70%を占めるものの、DTMや動画配信の需要が増加しています。特にDTM利用は約3倍に増えました。
また、テレワークの利用や映画・音楽鑑賞といった趣味活用も徐々に広がっています。高い遮音性能を生かした使い方が浸透してきているようです。
結論
リブランの調査結果から、防音住宅が「音楽を楽しむ住まい」から「仕事・趣味の拠点」へ変化していることが明らかになりました。これからの防音住宅は、ただ音漏れを防ぐだけではなく、生活の質を向上させる重要な要素となっていくことでしょう。多様なジェンダーや年齢層のライフスタイルに対応するために、私たちも新しい住まい方を模索していく必要がありそうです。
これからも、防音文化や音楽を愛する人々が快適に過ごせる住空間が求められます。私たちの生活がどんどん豊かになっていくことを願っています。