パーソルテンプスタッフが新たに始めた挑戦
2023年6月、パーソルテンプスタッフ株式会社は初のパラアスリート社員を迎え入れました。新たに採用されたのは、パラ卓球の小杉昌也さんと、ゴールボールの木村由さん、行弘敬祐さんの3名です。彼らの入社は、同社が掲げる「はたらくWell-being」創造カンパニーを目指す重要なステップとも言えます。
採用されたアスリートたちのプロフィール
小杉 昌也選手
- - 競技種目: パラ卓球
- - 出身: 奈良県香芝市
- - 学歴: 天理大学 国際学部
- - 主な実績:
- 2018年第10回国際クラス別パラ卓球選手権大会 3位
- 2019年第11回国際クラス別パラ卓球選手権大会 7位
- 2023年第15回全日本パラ卓球選手権大会 5位
パラ卓球競技は、基本的には一般的な卓球と同じルールを持っていますが、選手は車椅子に乗った部門と立位部門に分かれ、様々なカテゴリーで活躍します。パラリンピックでの出場権を得るためには、高い国内外での成績が求められます。
木村 由選手
- - 競技種目: ゴールボール
- - 出身: 東京都世田谷区
- - 学歴: 東京都立文京盲学校 専攻科
- - 主な実績:
- 2021年東京パラリンピック 12位(女子チーム)
- 2023年IBSA Goalball Asia/Pacific Championships 2位
行弘 敬祐選手
- - 競技種目: ゴールボール
- - 出身: 福岡県太宰府市
- - 学歴: 福岡工業大学 情報工学部
- - 主な実績:
- 2024年パリパラリンピック 1位(男子チーム)
ゴールボールとは、アイシェードを着用し、鈴の入ったボールを相手のゴールに入れることを目的としたスポーツです。視聴者は、選手が音に集中できるよう静かに観戦することが求められ、まさに「静寂の中の格闘技」とも称されます。
社長のメッセージと展望
6月23日、社長の木村和成のもと、3選手が今後の活動について意気込みを報告しました。木村社長は、新たな社員の加入が「多様な人材が活躍できる環境」をさらに推進する重要な一歩であると強調。特に、彼らの競技を通じた社会貢献と職場環境の整備への関与を期待しています。社長は、すべての社員が互いを尊重し合いながら成長できる風土を作ることが目標であり、これが今後の様々な取り組みに寄与すると述べました。
パーソルテンプスタッフは、人材派遣や紹介予定派遣、アウトソーシングといった人材サービスを展開しており、これまで培った経験を活かして社会の持続可能性に貢献しています。これからも、全ての社員が自分らしく活躍できる場を提供すると共に、スポーツを通じて社会的な役割を果たしていくことを目指します。
詳しくはパーソルテンプスタッフの公式サイトへ。