訪日外国人に贈る、パ・リーグ主催試合チケット販売開始のお知らせ

訪日外国人向けのパ・リーグ主催試合チケット販売開始

訪日外国人旅行者を対象に、日本のプロ野球パ・リーグ6球団の主催試合チケットの販売が始まることが発表されました。これは、北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークスの6球団によるもので、新たなファン獲得を目指す取り組みの一環です。2025年春から、インバウンド向けのスポーツ・エンターテインメントチケット販売サービス「Tickets in Japan」を通じてチケットが販売される予定です。

パ・リーグの魅力と新たな挑戦

パシフィックリーグマーケティング株式会社は「プロ野球の新しいファンを増やす」という使命のもと、昨シーズンは台湾や北米、中南米・カリブ地域などで試合を放映・配信しました。特に注目すべきは、急激に増加している訪日外国人旅行者に向けて、日本のプロ野球文化を楽しんでもらうための施策です。これにより、国内外の多くの人々にパ・リーグの試合を知ってもらい、観戦体験を通じて新たなファンの開拓を狙っています。

2024年には訪日外国人旅行者数が3600万人を超え、過去最高の記録を更新する見込みです。国土交通省は2030年にはさらに6000万人を目指すとの目標を掲げており、訪日外国人の消費額も大きく伸びると予測されています。この中でスポーツ観戦はまだ1.0%という低水準ですが、今後の成長が期待されています。

「Tickets in Japan」でのスムーズな購入

「Tickets in Japan」は、訪日外国人が日本で開催されるスポーツ、コンサート、演劇などのエンターテインメントのチケットを購入できる専用サービスです。2025年3月4日からサービスが開始され、運営は株式会社ウェイブダッシュが行います。これにより、訪日外国人旅行者は日本での貴重な時間をより楽しむことができるでしょう。

スポーツ観戦は日本文化の一部であり、パ・リーグの試合を観戦することは、訪日外国人にとって特別な体験となるはずです。このチケット販売が、多くの外国人観光客に日本の野球を楽しんでもらうきっかけとなるでしょう。

パ・リーグの試合に足を運び、日本の文化と熱気を体感してください。期待が膨らむこの取り組みが、どのように進化していくのか、これからの展開にぜひ注目してみてください。