フットゴルフジャパンツアー2025が新城市で開催
2025年5月17日と18日、愛知県新城市のパインフラットゴルフクラブで、一般社団法人日本フットゴルフ協会が主催するフットゴルフジャパンツアー2025の第7戦「第51回 SHIELDS OPEN」と第8戦「愛知オープン 2025」が開催されました。この大会は、2025年1月に当協会公認コースとして認定されたパインフラットゴルフクラブでの初のジャパンツアー開催となります。
第51回 SHIELDS OPEN
大会初日は朝からの悪天候に見舞われ、強風と大雨のため、スタートが1時間遅れるというアクシデントが発生しました。さらに、フットゴルフのグリーンに水たまりができてしまったため、5ホールを除く13ホールをプレーすることになりました。全選手がキャンセルされた5ホールをパーでカウントするという変則形式での実施となりましたが、選手たちはこの悪条件にもかかわらず競技を続けました。
男子カテゴリーでは、開幕戦で優勝した桑田寛之選手と八谷紘希選手がともに8アンダーの62を記録。日没によりプレーオフは行われなかったため、ツアー規定によるバック9のスコアで上回った桑田選手が優勝の栄冠を手にしました。シーズン2勝目に到達した桑田選手は、さらなる勝利を目指しています。
シニア部門では、最終ホールでバーディを奪取した小林隼人選手が5アンダーで優勝しました。同じく4アンダーで進出していた高橋利昌選手と競り合った末の勝利です。女子カテゴリーでは現在ジャパンランキング1位の阿久津里奈選手が6アンダーの64で優勝、連勝記録を3に伸ばしました。また、シニア+カテゴリーでは大塚有尋選手が1オーバーの71で今季初勝利を挙げました。
愛知オープン 2025
大会2日目は天候が一変し、無風でコンディションが整った中で行われました。男子部門の優勝は川添祐介選手。彼はホールインワンを含む驚異の17アンダー57を出し、圧倒的な6打差で勝利を収めました。
彼は今季2勝目を達成し、さらにこの大会での好成績を次につなげることでしょう。シニア部門では前日の大会優勝者・小林選手が10アンダー60で優勝を果たし、シーズン4勝目を飾りました。女子カテゴリーでは、愛知出身の板倉愛里選手と三浦尚子選手が9アンダー61でプレーオフに進出。板倉選手がペナルティシュートアウトを勝ち抜き、今シーズン2度目の優勝です。
シニア+カテゴリーでは、元サッカー日本代表である前田治選手が2アンダー68で優勝し、こちらもシーズン4勝目を記録しました。
次回のフットゴルフジャパンツアーは、6月14日(土)の「第52回 SHIELDS OPEN」と6月15日(日)の「栃木オープン」にて開催されます。新しい記録とともに選手たちの活躍に期待が寄せられます。
フットゴルフについて
フットゴルフはサッカーとゴルフを融合させた新たなスポーツで、サッカーボールを使用しゴルフコースでプレーします。2009年にオランダでルール化され、国際フットゴルフ連盟が設立された2012年にはハンガリーで初のワールドカップも開催されました。現在、欧米を中心に40カ国以上で楽しまれており、日本でも協会が設立され、急速に普及が進んでいます。
将来的にはオリンピックの正式種目化も目指されており、フットゴルフの魅力がますます高まっています。私たちのフットゴルフジャパンツアーは、選手が国際舞台で活躍する道を提供する場でもあり、今後の展開が楽しみです。