クラウンの魅力を堪能!特別試乗会「4 STYLES DRIVE」レポート
2025年3月8日から9日の2日間、富士スピードウェイで開催された「4 STYLES DRIVE for THE CROWN CLUB」では、トヨタの新しい16代目クラウンを体感する特別な試乗会が行われました。このイベントは、参加者が4つの異なるクラウンモデルを直に運転したり、評価ドライバー『匠』による同乗試乗を通じて、各モデルの魅力を十二分に味わえる機会として企画されました。
特別な試乗体験
この試乗会において、参加者はトヨタ自動車の開発チームとの触れ合いを通じて、お互いの車への思いや意見を交流することができました。特に、クラウンの開発担当者から話を聞くことで、参加者は開発に対する深い理解を得られたようです。富士スピードウェイのショートコースでは、参加者がそれぞれのクラウンの運転感覚と個性を楽しむことができ、参加者からは「4モデル間の違いが実感できた」という感想が多く聞かれました。
この試乗会には、一般の方々から幅広く応募があり、抽選で選ばれた23組の参加者が集まります。リッチな体験を求めて関東圏や名古屋、さらには岡山県や兵庫県といった遠方からの参加者もあり、その熱気あふれる雰囲気は印象的でした。参加者同士がお互いにどのクラウンが良いのかを語り合う光景も見られました。
開発担当者の想い
試乗会は、クラウン開発の責任者である清水竜太郎氏によるプレゼンテーションからスタートしました。彼はクラウンがこれまで大切にしてきた「革新と挑戦」の精神について語り、クラウンの新しいバージョンがどのようにして誕生したかを説明しました。清水氏は、参加者とのオープンなコミュニケーションを非常に重視しており、試乗会中も参加者に対し忌憚ない意見を求めました。
続いて、クラウンシリーズの主査である本間裕二氏から新しいクラウン(エステート)の開発コンセプトが紹介され、さまざまな生活シーンにぴったりの車両となるための工夫についても話がありました。持ち味や乗り心地の違いが体感できるプログラムが提供されることで、参加者はそれぞれのクラウンに対する理解を深めていきました。
コース試乗の様子
次に行われた同乗体験は、トヨタ評価ドライバー『匠』によるデモンストレーションです。彼らの運転技術に目を奪われ、参加者は各モデルの個性を感じ取ることができました。このプロドライバーたちが持つ特別なスキルによって、クラウンの微妙な乗り味の違いについても新たな発見があったようです。
また、試乗後には親子で参加した方が気に入ったモデルを話し合う姿もあり、世代を超えた「クラウン愛」の共有が象徴的でした。試乗を終えた後、参加者はクラウンの開発陣とフリーディスカッションを行い、率直な意見交換を通じて、さらなる進化へのヒントを得る場ともなりました。
参加者の声
参加者からは、「開発陣が気さくで、販売店では聞けない話をたくさん聞くことができた」という声も多く聞こえ、皆が充実した時間を過ごしました。イベント終了後、清水氏は感謝の意を表し、今後も参加者を「仲間」として迎えて、さらなる革新を続けていくことを約束しました。両日ともに多くの好評を受け、来年以降のイベント開催に対する期待の高まりを感じました。
このように、「4 STYLES DRIVE for THE CROWN CLUB」は、試乗だけではなく、開発への参加感を持つ貴重な機会を提供しました。クラウンが持つ様々な魅力を感じることができ、参加者たちにとっても充実した体験だったに違いありません。