東京新聞がデフリンピックを支援
2025年11月、日本で始めて開催される第25回夏季デフリンピック競技大会「東京2025」のトータルサポートメンバーとして、東京新聞(中日新聞東京本社)が東京都スポーツ文化事業団と協賛契約を締結しました。この大会は、耳がきこえないまたはきこえにくい人々のための国際的なスポーツ大会であり、100周年を迎える特別な年に行われます。
デフリンピックの意義
デフリンピックは、耳のきこえない選手たちが集まって競技する場を提供し、彼らの実力を世界に示す貴重な機会です。4年に一度開催されるこの国際競技会には、夏季大会と冬季大会があり、各大会には多くの競技が実施されます。今回の東京では、約6000人の選手が70~80か国・地域から参加を予定しており、21競技が開催されます。競技の一例として、陸上やバドミントンなどが挙げられます。
この大会は、ただのスポーツイベントにとどまらず、デフスポーツの振興を促し、耳がきこえない人々が社会でより良く生きていくための重要なステップでもあります。このような取り組みを通じて、困難を抱える方々が幸せを実感できる社会の実現を目指しています。
東京新聞の役割
この契約において東京新聞は、デフリンピックをサポートすることを通じて、誰一人として取り残されない社会の実現に向けての努力を続けます。代表の大場司氏は、「多様性を高め、さまざまな人々とつながりながら課題解決に取り組んでいくことが重要」と語り、この特別な大会に関与できることに大きな誇りを感じています。また、報道や事業を通じて、デフリンピック参加者と共に、より良い社会づくりに貢献する姿勢を示しています。
大会の詳細
- - 大会名称: 第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025
- - 大会期間: 2025年11月15日 ~ 11月26日(12日間)
- - 参加者数: 約6000人
- - 参加国: 70~80か国・地域
- - 競技種目: 陸上、バドミントンを含む21競技
- - 大会会場: 東京体育館など都内19か所、福島県、静岡県
デフリンピックは、スポーツを通して平等や理解を促進し、社会における障壁を取り除く重要な舞台です。東京新聞の支援が、選手たちの活躍を後押しするだけでなく、きこえない人々とそのコミュニティに新たな希望をもたらすことを願っています。
お問い合わせ
東京新聞(中日新聞東京本社)メディアビジネス局ビジネスプロデュース部
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