高校生たちが挑む！『スポGOMI甲子園2025 埼玉県大会』の熱戦とは

スポGOMI甲子園2025 埼玉県大会概要

2025年9月6日、埼玉県大宮公園で開催された『スポGOMI甲子園2025 埼玉県大会』。この大会は、高校生たちがチームを組み、制限時間内に指定されたエリアでごみを収集し、その質や量を競うユニークなイベントです。大会当日は、全27名の参加者が集結し、合計12.82kgのごみが収集されました。

スポGOMI甲子園の目的

大会の主催者である一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、海洋ごみ問題の解決に向けて、社会全体が意識を高めることを目指しています。近年、海洋ごみの約80%は陸から流出しており、私たちの生活がその原因となっていることを理解し、自ら行動することが重要です。この大会を通じて、参加者は自分たちの活動が海や環境にどう影響するかを考えるきっかけを得たかもしれません。

優勝チーム「クリーンLV0」

埼玉県大会の結果、優勝を果たしたのは川口工業高校の「クリーンLV0」。彼らは合計6.04kgのごみを回収し、756ポイントを獲得しました。この壮大な成果は、準優勝チームに412ポイントの大差をつけるものでした。場合によっては、実力のあるチームに負けてしまう可能性もありましたが、彼らは序盤からリードを保ち続けました。

初出場の大川学園高校「お掃除ハムちゃんず」も健闘を見せましたが、その差を詰めることはできず、悔しい思いをしました。

大会の意義

スポGOMI甲子園は、単なるごみ拾いの競技ではありません。参加することで、海洋ごみ問題に対する理解が深まり、日常生活の中でリサイクルや環境保護を意識するきっかけとなります。大宮公園は多くの人々が訪れる場所であり、その分ごみが発生しやすい環境でもあります。そんな中でのスポGOMI活動は、持続可能な社会に向けた第一歩と言えるでしょう。

参加者の感想

優勝チーム「クリーンLV0」のメンバーは、収集したごみに関する意見も寄せました。「人目につかない場所や草むらに多くのごみがありました。チーム全員が同じ目標に向かって動くことができ、結果として良い成果が得られました」と彼らは語ります。全国大会へ向けて連覇を目指す意気込みも感じられ、その熱意はチーム全体に伝わりました。