応援の力と新未来
2025-08-12 16:06:04

パラ・パワーリフティングが描く新しい未来像と応援の力

パラ・パワーリフティングが描く新しい未来像と応援の力



日本パラ・パワーリフティング連盟(JPPF)は、競技を通じて「身体で生きるすべての人をエンパワー」する理念を掲げ、月次の活動報告を行っています。今月は、特に注目を浴びた活動として、ブラジルのコーチを招聘した強化合宿と、「スポルテック2025」での出展を取り上げていきます。

1. ブラジルからの貴重な学び



2025年7月10日から15日の6日間、日本の選手たちがブラジルからやってきたジェファーソンコーチとの強化合宿を実施しました。この合宿は「学びの先を世界のトップレベルからとしてさらなる成長を果たす」という方針のもと行われ、多くの選手たちが熱心に参加しました。

初日は、練習の頻度やアクティブレストの重要性についてのジェファーソンコーチの講義から始まり、参加者は新しい視点を得ることができました。“機械が錆びつかないように動かし続ける”という説明は、選手たちにとって非常に分かりやすく、心に残るものでした。また、ブラジル代表選手の選考基準やトレーニング理論についての座学も行われ、有意義な時間となりました。

外部講師によるセミナーでは、アンチドーピングや睡眠の重要性を論じる場面もありました。特に睡眠の質がパフォーマンスに与える影響についての講義は、選手たちにとって多くの気づきがあったようです。選手やコーチたちの真剣な表情が印象的でした。

2. コミュニケーションの強化とチーム力向上



お昼の食事は栄養管理士のアドバイスを受けてメニューを決定し、地元の飲食店を利用することでコミュニケーションの機会を増やしていきました。このような時間がチーム内の結束を高め、エンゲージメントの向上につながることが期待されます。

また、トレーニングにおいてもジェファーソンコーチからのフィードバックが行われ、個々の選手に合った指導がなされました。選手たちは普段の練習では味わえない貴重な体験を通じて、モチベーションが飛躍的に向上したとの声が寄せられました。

3. スポルテック2025での「応援の力」



7月30日からの3日間、東京ビッグサイトで開催された「スポルテック2025」に、JPPFも出展し、「応援の力」をテーマにしたブースを設置しました。来場者は選手が自身の力を発揮する様子を目の当たりにし、応援することが挑戦者にどのような影響を与えるのかを体感しました。

来場者からは、「応援されることで本来以上の力が出た」といった感想が寄せられ、その体験が企業や組織の課題解決にも寄与する可能性が示唆されました。応援の重要性やチームビルディングに関する新たな視点が、多くの方々に広まっていくことを目指しています。

ブースには光瀬智洋選手や桐生寛子選手も参加し、多くの来場者との交流を通じてパラ・パワーリフティングの魅力を広めました。また、学生たちもボランティアとして活躍し、様々な立場の人々が協力し合う「共創」の場を形成しました。

4. 未来に向けて



JPPFは、これからも選手育成や組織の強化に努め、選手の活動が社会に勇気を与えることを信じて活動を続けていきます。2025年にはロス・パラリンピックを見据えたトレーニングプログラムが進行中で、選手たちの更なる活躍が期待されています。

このように、パラ・パワーリフティングはスポーツを通じて感動を届けるだけでなく、誰もが共生できる社会の実現を目指しています。今後も月次レポートを通じて活動を発信していくつもりです。


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