2026-2027シーズン、日本フィルハーモニー交響楽団70周年を祝う特別定期会員券予約開始

日本フィルハーモニー交響楽団 70周年シーズン

公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が、2026年6月に創立70周年を迎えます。この節目の年を祝う特別定期会員券が、2025年12月11日より一般発売されます。この会員券では、贈り物として感謝の意を込めた特典が用意されており、多くのクラシック音楽ファンにとって貴重な機会となるでしょう。

記念シーズンのハイライト

70周年記念シーズンのオープニングは、首席指揮者カーチュン・ウォンによるマーラーの交響曲第9番（マーラー編曲）で、2026年4月に東京での演奏となります。この演奏により、日本フィルの70年の歴史にふさわしい壮大な幕開けを迎えます。

さらに、さまざまな指揮者やソリストが参加する特別な演奏会がラインアップされています。桂冠名誉指揮者の小林研一郎が率いる演奏会や、ピアニスト小山実稚恵との共演によるベートーヴェンのピアノ協奏曲の演奏も予定されています。また、著名な指揮者であるラザレフや山田和樹も登場し、多彩なプログラムが魅力です。

定期会員券の特典

定期会員券を購入することで、最大40％お得な特典が用意されています。特典には、専用指定席の提供や、次期シーズンのお席を優先的に確保する権利、チケット振替が可能なフレキシビリティなどが含まれています。また、特別演奏会の最優先購入権や、定期演奏会のチケットを割引価格で購入できるお得な条件も魅力的です。

地域貢献と音楽の普及

日本フィルは、70周年を迎えるにあたり、「温かさ」「人に寄り添う」音楽を提供することを目指しています。質の高い音楽を届ける「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、地域社会を活性化する「リージョナル・アクティビティ」という三つの柱を中心に活動しています。

特に、夏休みコンサートや訪問コンサートは、親子三世代で楽しめる内容となっており、多くの人々との音楽の出会いを支援しています。年々増加している地域活動も、全国各地での音楽を通じたコミュニティの活性化を図っています。