木村荘十二特集上映
2026-09-04 16:54:11

国立映画アーカイブが贈る木村荘十二監督特集上映の魅力とは

国立映画アーカイブが開催する木村荘十二監督特集



国立映画アーカイブでは、2026年10月13日から25日、さらに11月3日から15日まで、映画監督・木村荘十二に焦点を当てた特集上映を実施します。木村荘十二(1903–1988)は、日本映画界において非常に重要な存在でありながら、長い間その評価がなされることはありませんでした。彼は戦前に商業映画の監督として知られ、その後は教育映画へと活躍の場を移したため、体系的に彼の作品を観る機会が限定されていました。しかし、国立映画アーカイブの長年の映画収集が実を結び、今こそ木村荘十二の独自の作家像とその多彩な作品群を回顧するチャンスが訪れました。

木村荘十二の映画キャリア


木村荘十二は1930年代初頭に監督デビューを果たし、一連の傾向映画や文芸映画を手がけました。その後、彼は東宝の前身であるP.C.L.に所属し、さまざまなジャンルの映画を制作しました。彼の代表作には、音楽喜劇『ほろよひ人生』や戦後初上映となる『新選組』などがあります。特集上映では、これらの作品を含む19本の戦前作品に加えて、戦後に制作された教育映画も合わせて31本が上映されます。

教育映画としての功績


戦中、木村は満洲において映画製作に従事した後、終戦を迎えるとともに日本に戻り、教育映画の作家としての姿を強めていきました。彼の作品『長崎の子』や『千羽鶴』は、当時の社会や子どもたちの視点から描かれ、多くの人々に深い感動を与えました。木村の教育映画は地域社会との深い関わりを持ち、そこに生きる子どもたちの生活を丁寧に描写しています。

実施されるイベント


特集上映に際して、国立映画アーカイブでは解説や講演も計画されています。映画の上映前後に行われるこれらのイベントでは、映画史の専門家が木村荘十二の作品について語り、観客と深い理解を共有する機会を提供します。ゲスト講師として日本の映画研究家や文化専門官が招かれ、作品解説とともに木村監督の独特な視点を掘り下げていきます。

開催概要


  • - 会期: 2026年10月13日(火)-25日(日)、11月3日(火)-15日(日)【月曜は休館】
  • - 会場: 国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
  • - チケット: 一般1300円、高校・大学生・65歳以上1100円、小・中学生900円、障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ800円
  • - 詳細: 国立映画アーカイブの公式サイト

寺内監督の多彩な映画作品たちの真髄に触れ、その時代を感じ、さらには彼の作品を通じて国際文化が交錯する妙味を堪能してください。映画ファン、学生、一般な方々にとっても、豊かな文化体験となることでしょう。


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