女子サッカーの未来を築く！忍びの里U-15くノ一大会開催報告

忍びの里U-15くノ一サッカー大会「hummel CUP」開催報告

7月29日から31日の3日間、滋賀県甲賀市で第8回忍びの里U-15くノ一サッカー大会「hummel CUP」が開催されました。この大会には、中学生の女子サッカー選手たちが集結し、次世代の女子サッカーの未来を担う競技を繰り広げました。株式会社エスエスケイ・hummelが特別協賛を務め、全国7地域から選りすぐりの16チームが参加しました。

大会の特徴

大会は、1日あたり2試合の公式戦に加え、練習試合も行える形式が大きな魅力となっています。実行委員の小林克己さん（おおつヴィクトリーズサッカークラブ代表）は、「この大会は、選手たちに多くのプレー機会を与え、技術向上に貢献します」と意義を述べました。各チームは、この貴重な経験をしっかりと掴み取り、成長の糧にしています。

強豪校の競演

参加したチームの中には、JリーグやWEリーグの下部組織として名を馳せる強豪校も含まれており、選手たちは高いレベルのサッカーを体験しました。
特に、INAC神戸テゾーロの岸田茂樹監督は、「各地の強豪と対戦できることこそが、選手たちにとって非常に貴重な経験です。競争の中で自分を高めていくことが、今後の遠征にも繋がります」と語りました。

参加選手の想い

大会に参加したINAC千葉CRAVO FCのキャプテンである花村選手は、3年生だけで挑戦するチームの重要性について語りました。「2年生がいない中でも勝ちたい。ハードワークをテーマに、この夏を乗り越え、明日は自分たちから動くサッカーをしたい」と初日の反省を踏まえつつ、意気込みを新たにしました。

熱戦の結果

厳しい戦いが繰り広げられた大会の結果は次の通りです。

- 優勝：FCヴィトーリア（大阪府）
- 準優勝：八女学院女子フットボールクラブ（福岡県）
- 3位：セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15（大阪府）
- 4位：富山レディースサッカークラブ（富山県）

ヒュンメルの女子サッカーへの支援

ヒュンメルは、2017年にスタートした忍びの里U-15くノ一サッカー大会を通じて、女子サッカーの発展をサポートしています。また、小学校を対象にしたびわ湖カップなでしこサッカー大会にも2012年より協賛し、女子サッカーの環境づくりに力を入れています。

デンマークで創業された「hummel」は、100年以上の歴史を持つスポーツブランドであり、「スポーツを通して世界を変える」というビジョンの元、新しい挑戦を続けています。今後も、女子サッカーの未来を照らす支援を行っていくことでしょう。

公式ウェブサイト: hummel公式サイト